第3話 2日目

今日もまた1日が始まる。


だが、今日はいつもとは違う。


そう、もふもふがいるのだ。


「おはよう!モッフー」


「おはようっす」


ところで、先ほどからすごく気になることがある。


「モッフー、これなに?」


「ガーベラっすね。」


そう、ガーベラの花があたり一面に咲いていた。


なんでいきなり咲いたんだろうか?


モッフーといい、不思議なことがあるもんだ。


「これ全部ガーベラなの?いろんな色があるんだね。綺麗だなぁ〜」


「ガーベラの花言葉は前向きなものが多いらしいっすよ」


「へぇ〜。モッフーは物知りなんだね、」


頭がいいもふもふ。最高だ。


「そういえばモッフーはどうやってここにきたの?」


昨日聴き忘れていたことを聞いてみた。


「連れてこられたっす。」


「誰に連れてこられたか覚えてる?」


「覚えてるっすよ。かわいい女の子だったっす。」


「そうなんだ、、、なんでそんな女の子が僕らをこんなところに閉じ込めるんだろう。」


「それは違うっす。女の子はいい子っすよ。」


僕らを閉じ込めたのにいい子?


どういうことなんだろう、、、、


「モッフーは何か知ってるの?」


「知ってるっすよ。ただ、まだ教えられないっす。」


モッフーと会話をしていると、時間はあっという間に過ぎていった。


「そろそろ寝ようか、モッフーおやすみ!」


「おやすみっす」


僕はまたモッフーを抱きしめると目をとじた。


モッフーは温かいなぁ〜



「     てよ」



また、何か聞こえた気がした。












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