『五時半ですよ、どうする?』

やましん(テンパー)

『五時半ですよ、どうする?』

 

 父なる母よ


 母なる父よ


 一晩くらい寝なくても、たいして、問題はない。


 出勤しないんだから。


 しかし、この時間は、苦しい夢の中で、暴れまわってる時間だ。


 あらゆる、過去を、敵に回し、


 あらゆる、未来を諦める、


 すべて、あなたのせいだから、


 これは、仕方がない。


 もちろん、そうさ。


 あなたがたは、結果を待ち


 ぼくは、謝って回るのさ。


 成果はあなた方のものだ。


 いつも、そうだった。


 いや、いつもでは、ないな。


 公平に考えよう。


 さあ、日が上った。


 朝さんが、来てしまった。


 さまざまな、光が、周囲を飛び交う。


 逃げ遅れた幽霊さんは、やましんが


 寝ていないのは、計算外だ。


 やましんは、思うのです


 なぜ、おわりにしない?


 もう、あなたが、やるべきことは、


 済んだのだから。


 ここは、睡眠薬を、たっぷりと、



 でも、朝は答える。


 朝は、いつも、前向きさ


 朝は、諦めない。


 あなたが、なにかを、為し遂げるまで。


 

          🌞 

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