第4話 ルーレルト街
「まだ追ってくるか」
彼は遺体袋を抱えて追っ手から逃げていた
「待て!」
「早い!お前達!数人私に付いてこい!」
「おい!こっちだ!こっち!」
彼を追い掛けている者達と同じエンブレムの刺繍が入った服を着ていた、違う方角から来て合流している用だ、更に別の方向に向かっている者がいる
「回り込むか、・・・それか」
彼は追い掛けてくる者達の様子を伺いながら足の速度を上げて逃げていたが、相手は魔術で身体強化をしたりスタミナポーションを飲んだりして、速度を落とす所かスピードを上げて後ろから迫ってきた
「彼奴、速度を上げてきた、・・・仕方ない、魔宝石の残りは・・・7つか・・・」
彼は魔宝石の残りを腰のポーチ中身を確認して、渋い顔色から、何かを決意した表情に変わった、次の瞬間建物の高い位置から複数の気配を感じ取り、彼は言葉を溢した
「恨むなよ」
「「「悪を滅し、悪を貫け《聖なる雷》」」」
前から姿を一斉に見せた追っ手達は一声に魔術の呪文を唱え始めた、後の追っ手達も右腕を前に突きだし魔術の詠唱を述べ始めた
「「「黒キ者よ、我ら護りし者を、聖なる壁にて封じ込めよ《聖なる石壁》」」」
神々しい光を放つ石壁が彼を前から囲うように地面から現れ包み込むように彼を襲った
「なに!」
光の石壁が隙間なく彼を包み逃げられない用にしたが、前からの雷とは違う光の雷が光の石壁を破壊せずにすり抜けて彼を狙って来た、避ける際に腕を掠り血を流した
「どうだ!見えないだろ、聖なる魔術は!壁を破壊せずには出てこれない所か、聖なる雷の来る方向すら当たる直前でないと分かるまい、さぁ、続けて撃て!」
「オラオラオラァァ!神のご加護だ」
「この街は神聖魔術で護られてんだよ」
光の雷をしている3人は外から彼の姿が透けて見えている、中の彼からは光る石壁に包まれて何も見えていないがギリギリの所で急所を避けて避けていた
「これが邪魔だな、だが、殺るしかない」
彼は遺体袋を左手で抱えた間々に避けていたが、急所を避け続けてもジリジリとダメージの度合いが深くなり危ないて判断して右手を前に出した
「なんだ彼奴?」
「何か魔術でも撃つのか」
2人は彼の行動に疑問を浮かべたが、彼らの神のご加護がある、自分達の魔術が上だと思いニヤニヤと笑いながら言葉を述べて居たが、リーダーは背中に妙な冷や汗が流れた、すぐに攻撃をするように命令を使用と口を開いた
「お前ら!今すぐに彼奴の右腕を打ち落とせ!」
「「はい!悪を滅し、悪を貫け《聖なる雷》!」」
2人が右腕を攻撃した際に砂埃が舞い上がり彼の姿が見えなくなった
「どうなった、殺ったか!・・・なに、何故だ、なぜ・・・殺せていない」
砂埃が晴れて彼の姿が見えるが、新たな怪我も無く、顔をニヤつきながら笑顔でこちらを見ていた
「なんで・・・」
「避けた、さっきまで散々少しはダメージを受けてたのに」
「いや、攻撃を誘い右腕に来る直前に避けたのだろう」
「そうか、そうだよな・・・」
「なるほど、来る場所が分かればよ蹴れるな」
3人は結果を見て互いに成果を述べていたが、残酷なことに、突然下から声が聞こえた
「・・うぞ・・・違うぞ!」
「は、何を言ってる、あの中は外部から遮断されているのだぞ、聞こえるわけが」
「「ハハ、そうだよな!」」
「わかる、だって・・・この結界崩れているだろ、なぁ」
彼は顔は笑顔だが笑顔とは程遠い不気味な笑顔で言葉を述べたいた、右腕を前に出してゆっくりと右の手の平を壁に触れると触れた部分から光を失い石壁が砂の用にサラサラになり崩れ落ちていた
「な、何故だ!なぜ、砂の用に崩れ落ちる!」
「なんなんだ、これは」
「あり得ない、ただの石壁ではない神のご加護が込められた壁だぞ」
前に居た3人はそう述べていて、後の3人は膝を地面につき震えて言葉を吐き出していた
「嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だっあああああ!」
「なぜ、神のご加護が効かない、可笑しいではないか!なぜだ、何故だ何故だ何故だ!神!」
「私達は完璧に術を出した何故だどうして、私達に神の信仰心が欠けていたのかいや違うそんなはずはない何故なら私は幼い頃より神に祈りを捧げてきたのだ他の奴らとは違う!・・・他、他のやつらかそうか私は悪くない他の奴らが悪いそうだそうなんだそうだよな、神!ハハハハハハは!・・・・・・」
最後の1人はぶつぶつと一人で言葉を述べていた
「貴様!どうやって破壊した答えろ!」
雷で攻撃をしていたリーダーは彼に怒りを露にして言葉を吐き出していた
「どうやって、決まっていますよ・・・てで触れただけだ」
彼は右腕を斜め上に突きだし低い声でバカにしたような言葉で次は笑顔優しい言葉を述べ、また低い声で相手を睨み真面目な表情と声で述べた
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