登場人物紹介(249話時点)

登場人物


鈴木 重清

一応、主人公

忍名 雑賀 重清

一人称は「おれ」

具現獣 プレッソ(黒猫)、チーノ(白猫)

武具 猫銃(にゃんじゅう)・マキネッタ、艶銃(えんじゅう)・サイフォン

マキネッタには、中距離用のメ型と、近距離用のカ型があり、メ型は1つ、カ型は3つの銃口から、重清の作る弾丸を発射する。

属性 金

忍術

鉄壁の術(硬・柔)

具現獣銃化の術

弾丸の術(通常弾・鉄弾・雷弾)

雷纏の術


身長は忍者部新入生の中ではツネの次に高い。

短髪で、比較的整った顔立ちはしているが、性格がバカ寄りのため、あまり恋愛の対象になることは無い。

「あいつがいると、盛り上がるよねぇ(それ以上でもそれ以下でもないけど)」ってタイプ。

運動神経はそれなりに良く、だいたいのスポーツは、そつなくこなせる。

楽観的な性格をしているが、これは基本的に大体のことをそれなりにこなせるからこそであり、だからこそ壁に当たると弱い。


『全てを守れる人になる』ことを自身の覚悟として心に持つ。


一時期、殺気に対して敏感になっていたが、チーノ(エロ姉ちゃんバージョン)との戦いの中で、圧倒的なまでの殺気を受けて、ある程度は克服することができ、多少のことでは動じなくなった。

現在では、ガクの助言もあり、殺気の感知することである程度相手の攻撃を避けることができるくらいに、成長している。

ただし、殺気のない(相手のミスによるなどによる)攻撃などには反応できない。


現在は、力の使い方を学ぶべくチーノに師事している。


最近やたらとモテている。




プレッソ

重清の具現獣

黒猫、重清の頭に乗れるくらい小さい。

当初はただの黒猫だったが、重清の血の契約後、話ができるようになる。

一人称は「オイラ」

忍術

鉄玉の術

変化の術


重清の忍術・具現獣銃化の術によって、猫銃(にゃんじゅう)・マキネッタになる。

結構口が悪いのだが、チーノが仲間になってからは少し自重していた。

ただし、それも最近ではなくなっている。



チーノ

重清の具現獣

元々は平八の具現獣であるシロ

一人称は「私」

忍術

鉄玉の術

変化の術


重清の忍術・具現獣銃化の術によって、艶銃(えんじゅう)・サイフォンになる。


平八の死後も、平八の忍術によって与えられた忍力で生きていたが、その忍力も尽きようとしていた。

重清と契約を結ぶことで、具現獣となる。

重清の忍力を受け入れたことで、知識はそのままで、それまでの戦闘力は全て失い、体も若く、小さくなる。

感知能力に長けている。


本人曰く、恋する乙女の味方、らしい。

その理由はもちろん、平八に恋心を抱いていた事にある。


力を失ったとはいえ、その実力は高く、普段中学生を相手にする際は、かなり力を抑えている。





風間 聡太

重清の親友

一人称は「ぼく」

忍名 甲賀 ソウ

武器 レーダー(同期・追撃・迫撃・探索・通信)

忍力が強い

属性 木・火

忍術

木砲の術

火砲の術

木壁の術

炎壁の術

飛翔の術


4人の中で1番背が低い。

重清より長めの、サラサラヘアー。

かわいい系の顔立ち。

小学生の頃いじめられており、それを助けてくれた重清に感謝しているとともに、時々ダメダメな重清を心配する心優しい男。

いじめられていた過去のせいで、自分に自信を持てない部分があるが、その性格と容姿から、年上女性にモテる。

「同級生同士で好きな人の話になった際、聡太の魅力に気付いている子が『聡太が好き』と言うと、『あんなののどこがいいのよー』と言われちゃう」タイプ。


『全てを守ると誓う重清を隣で支える』ことを自身の覚悟として心に持つ。

ただし、あくまで司令塔としてであり、重清の右腕になるつもりはさらさらない。


重清の兄、公弘との修行で火の属性を使えるようになるだけでなく、これまで使用していた木砲の術の火属性バージョンである火砲の術を使えるようになった。

また、それだけに留まらずケンが使っていた木壁の術も使えるようになり、同時に火壁の術まで覚える。

ただしこれは、ソウの才能もあるものの、公弘の指導力によるものが大きい。


時々つっこみを発揮する。


現在は、甲賀オウに弟子入りし、おじいちゃんと呼んで慕っている。




井田 恒久

忍名 伊賀 恒久

一人称は「俺」

武器 手裏剣

属性 土・金

忍術

土穴の術

武具分身の術

幻刀の術

幻感の術

幻滅の術

雷速の術


身長は4人のなかで一番高い。

長髪でイケメン風の見た目をしている。

しかし、最初はぶっきらぼうな性格をしているため、第一印象はあまり良くない。

だが話すと意外に面白いと評判。

無くてはならない、大切なつっこみ。

むっつりスケベ。ただし本人はただのスケベだと言い張る。どっちにしても、スケベ。

「あの人、かっこいいけどとっつきにくいよね。あれ、話してみると面白い、見た目もいいしいい感じじゃない?あれ、仲良くなってみると、なんかいやらしい目で見てくる。気持ち悪い!」って、勝手に惚れられて勝手に振られてるタイプ。


父・恒吉との修行により伊賀家独占の忍術を覚える。

また、属性も金を使えるようにはなっており、風魔呉羽より雷速の術を伝授される。


忍者協会の会長になることを目標としている。


現在、雑賀本家当主であり現忍者協会長、雑賀六兵衛をつっこみの弟子として受け入れており、その対価として協会のイロハを教えてもらっている。




森 茜

忍名 甲賀 アカ

一人称は「わたし」

武器 手甲

属性 火

忍術

火鎧の術

炎拳の術

炎弾の術

変り身の術

嫁入り忍術シリーズ 多数


体の力が強い。忍力も4人の中ではソウの次に強い。

赤見がかった長い髪に、自他ともに認める可愛さを持つ(ただし、可愛さはクラスで3番目レベル)。

サバサバした性格のため、男所帯の忍者部でも問題なく生活できている。

恋多き女。基本的に年上好きのため、同級生の3人に対しては、そう言った感情は一切持ち合わせていない。

「クラスの黒板に発表される『クラスの可愛い女子ランキング』のような公的(?)なランキングでは3位止まりだが、『修学旅行の夜にこっそり発表しあう好きな女子ランキング』では1位になる。見た目と性格の総合力によって男子の心を奪っちゃう」タイプ。


最近では雅と仲良くなり、時々チーノも含めて女子会を行っている。

忍者部の活動後、重清達と『中央公園』に行かないこともあるが、そういう時は、大抵仲の良い友人と遊んでいる。その友人に、忍者であることを隠していることが、最近の悩みの種。


『女を武器にすることなく、誰よりも強い忍者になる』ことを自身の覚悟として心に持つ。

また、『雑賀雅を超える』ことを目標としている。


その覚悟の元、雑賀雅に弟子入りを志願し、史上初の雑賀雅の弟子となる。


雅の弟子となったことで、嫁入り忍術シリーズを覚え、使える忍術の数は他の忍者部よりも圧倒的に多い。

また、雅からの修行が基礎訓練ということもあり、単純な一対一の戦闘であれば、1年生メンバーの中では今のところ1番強い。




2中忍者部メンバー


古賀 久則(ひさのり)

35歳独身

忍名 甲賀 ノリ

具現獣 ハチ(鳥)

社会科研究部顧問 忍者

リア充が大嫌い。


雑賀 平八の最後弟子。

平八を尊敬するあまり、基本的には平八の真似をして丁寧な話し方をしていた。

しかし、重清達の自由奔放さに感化され、自身をさらけ出すようになった。


同級生である風魔ロキとは会うたびに仲が悪そうにしてはいるが、当人たちはそんなことは思っておらず、時々飲みに行くくらいには仲良し。


幼少期より忍者としての才能があり、余りある忍力により両親すらも未知なるその力に恐れられていた。

そのため、中学入学まではほとんど不良のような状態であった。

雑賀平八と出会い、彼に師事することで少しずつ性格も落ち着いていき、平八の影響から教師を目指すことになる。

ちなみに、両親とは後に和解し、彼が教師となった際には両親は泣いて喜んでいた。




芥川 翔

忍名 甲賀 ショウ

武具 杖(じょう)

3年生・部長

属性 水・木

忍術

氷雨の術

水砲の術

木縛の術

治癒の術

武具伸縮の術


忍力が強い。忍者部の中では断トツのイケメン。

優しい性格なのだが、ちょっと抜けている。ここがまた、同級生女子の心をつかんでいるらしい。


ノリのとの修行により『格上との戦闘』を経験し、戦闘力が大幅に上がっている。


実は恋バナが大好きで、クラスでは女子たちと恋バナで盛り上がっているが、その女子たちはもれなくショウのことが好きだったりする。

一応リア充大嫌いなノリの前ではそのことを隠していたが、中忍体でばれる。




脇田 慎二

忍名 甲賀 シン

武具 クナイ

2年生

心の力が強い。

属性 火・土

火幻の術

分身の術

蜃気楼の術

火炎の術

砂幻の術


ショウも含めた先輩のなかで一番の常識人ではあるのだが、クセの強いメンバー中では印象がかすんでしまう、可哀そうな人。


他の2年の2人からは、次期部長だと認められている。




森坂 信宏

忍名 甲賀 ノブ

武具 ナックル

2年生

体の力が強い。

属性 金・水

鉄拳の術

金鎧の術

氷拳の術

ただただ、ゴリ男。見た目も性格も。豪快な性格ではあるが、後輩思いの優しい男。


雅の感覚派な属性修行を最終的に理解し、水の属性を使えるようになる。

実は雅の弟子になったアカよりも、雅の説明で新しい属性を得たノブの方が、雑賀家からは尊敬されている。




湯上 剣

忍名 甲賀 ケン

武具 刀

2年生

属性 木

忍術

木縛の術

木壁の術

火縛の術

炎壁の術


技の力が強い

物静かではあるが、会話が苦手というわけではなく、コミュニケーションは普通に取れる。憎めない程度の、いやな性格をしている。嫌われるほどではない。


現在、雑賀麻耶に恋をしている。




重清の親族


鈴木 平八

重清の祖父。

ズラ。

重清が中学入学時点で、既に寝たきりの状態であり、後に亡くなる。

重清の具現獣となったチーノの以前の具現者。

才能と人望があり、亡くなった今なお、多くの忍者からの尊敬を受けている。



鈴木 雅(みやび)

重清の祖母

やりたい放題のばあさん。

彼女を止めることができるのは、平八のみ。

ここ最近のやりたい放題具合は、平八を亡くした反動らしい(チーノ談)。


プライベートでも親交のあった甲賀アカの覚悟を受け、初めての弟子とする。

初めての弟子のため、けっこうはっちゃけてオウに自慢していたりする。



鈴木 雅司(まさし)

重清の父

全然出番はないが、一応忍者。

唯一の独自忍術『酔醒の術』によりひと財産稼いでいるが、それらは全て鈴木家の生活費に充てられている。



鈴木 綾香

重清の母

夫同様出番がないが、一応忍者。

嫁入り忍術シリーズを覚えていることから、夫よりもかなり多く術を覚えている。



鈴木 公弘(きみひろ)

重清の兄 大学4年

平八の才能を受け継ぎ、教育者としての能力が高い。

ソウ、ケンが新しい属性を会得できたのは、公弘の指導力のたまもの。


現在、教員になるべく試験勉強に明け暮れているらしい。

ちなみに、彼女がいるらしい。



鈴木 裕二

重清の兄、大学1年

雅の才能を受け継ぎ、術開発の能力が高い。

アカとシンが新しい術を覚えることができたのは、裕二の術の理解力によるもの。


術の開発だけでなく、研究が大好き。



鈴木 平太

平八の息子で雅司の兄、重清の伯父

出番は全然ないが、一応忍者。


鈴木 浩子

平太の妻

出番は全然ないが、一応忍者。


鈴木 浩

平太の息子

社会人

出番は全然ないが、一応忍者。


鈴木 太

平太の息子

社会人

出番は全然ないが、一応忍者。


鈴木 麻耶

平太の娘

中学三年

詳しくは、1中忍者部メンバーで。


鈴木 桔平

平八の息子で平太・雅司の弟、重清の叔父

三男

出番は全然ないが、一応忍者。


鈴木 彩花

平蔵の妻

出番は全然ないが、一応忍者。


鈴木 花

平蔵の娘 高校1年


鈴木 彩

平蔵の娘 中学2年



その他の人々


黒屋 朱美

通称 あけみ姉さん

『喫茶 中央公園』の店員(41歳)。

重清の祖父 平八には、『喫茶 中央公園』のマスターともども、お世話になっていた。

忍名:甲賀 アケ

忍者の集会所であり、中忍体会場への入り口の1つでもある『喫茶 中央公園』を守る忍者。



林藤 扇谷(おうや)

忍名:甲賀 オウ

『中央公園』のマスター

普段は忍者の仕事で『喫茶 中央公園』にいることはほとんどない。


雅の弟子自慢に感化され、また聡太の才能に惹かれたこともあり、聡太を弟子としている。

聡太におじいちゃんと呼ばせる60歳の爺さんである。



田中琴音

重清が小学校卒業後に告白するも、盛大に振られる。

現在は1中に行っている。


実は1中で忍者となり、ロキの指示に従って重清へと近づいた。

しかし、段々と重清に惹かれ、中忍体で重清を騙していたことに後悔し、

忍者を辞める。


しかしその後、ドウと呼ばれる忍者に弟子入りし、重清を傷つけてしまったのは忍者という存在のせいだと思い込み、今では『忍者という存在を消す事』を目的としている。



田中 博明

重清の担任で、田中琴音の父。

娘のことが大好きで、自身を『お義父さん』と呼ぶ重清をいつもいじっている。

最近の娘の変化に、父として心配している。



森坂

体育教師

ノブの伯父


花園 薫

就任1年目の23歳

保健室の先生

カオルンの愛称で親しまれ始めている。


後藤 正

重清のクラスメイト

野球部

よく重清を忍者と呼んでいたが、後にシゲと呼ぶようになる。


藤田 智

重清のクラスメイト


原田 浩喜

重清のクラスメイト


村中 穂香

重清のクラスメイト

クラスのアイドル存在で、後藤たちが狙っている


相羽 市花

茜の親友


長曾我部 太郎左衛門

重清のクラスメイト

なんか発言がいちいち気持ち悪いが、根はいいヤツ。



森本 賢治

忍が丘2中近くの派出所の警察官

熱血警官



小野田 学

忍が丘警察署勤務の警官

森本の警察署での先輩

古賀の忍者部の後輩

忍者

忍名 風魔 ガク

ガクという忍名にコンプレックスを抱いており、半ば八つ当たり気味に平八を好ましく思っていなかったが、重清と話すことでその想いは消えていく。



松本

忍が丘警察署の署長

殺害されるが、殺害の証拠はなく、自殺として処理される。



斎藤 義雄

忍が丘2中陸上部顧問

重清が町中を走っているのを見て、重清の陸上部への勧誘を虎視眈々と狙っている。

よっちゃんと呼ばれている。



小松 拓也

元々は、風魔 タクという忍名の忍者であったが、中学時代に正体がばれて契約を解除され、忍者としての記憶を失っていた。

甲賀の名を持つ忍者と再び契約をすることで、忍者としての記憶を取り戻し、その力をつかってひったくりを繰り返していた。


ガクによって捕まるが、その直後に忍者としての記憶を再びなくし、さらには突然拷問を恐れ始め、精神が崩壊する。



芦田 優大

2中の3年生

イジメを受けていた少年。

のちにその記憶は一切なくしてしまい、現在は重清達と仲良くなり、一緒に登校する仲になっている。



近藤 浩介

2中の3年生

芦田のクラスメイト

成績優秀でスポーツ万能。

学級委員もしている優等生だが、影で芦田をイジメている。

1年前まで忍者部に所属していたが、忍術を使った暴力事件を起こし、契約を解除されている。

暴力事件自体は、忍者の存在を秘匿するために忍者協会によって隠蔽されている。


自身を誘った男に従い、現在はその者達と行動を共にしている。


ショウの方がモテることに、コンプレックスを持っている。



島田さん(本名:島田 紀子)

図書室の司書教諭

アイドル好き

忍者部の行動を怪しんで古賀に問いただすたびに、アイドルグッズで軽く誤魔化されてしまう残念な人

実は古賀に好意を抱いている。



1中忍者部メンバー


神田 広樹

忍名:風魔 ロキ

1中の忍者部顧問で、ノリの中学時代の同級生。

中学時代にノリに負けたことを今でも根に持っており、ノリに勝つためならば手段を選ばない。

ただし、ノリを嫌っているわけではなく、ノリとは時々飲みに行くくらいには仲良し。


田中琴音は、ロキの指示で重清に接近していた。




3年

鈴木 麻耶

1中忍者部の部長

忍名:雑賀 麻耶

武具 具現獣(ハリネズミ・チュウ)

属性 土・金

忍術

岩針の術(チュウ)

泥沼の術

砂縛の術

雷脚の術


雑賀 平太の娘であり、重清のいとこ。

重清が平八の具現獣、シロと契約したことを羨み、対抗意識を持っている。

しかし、あくまで実力で勝ちたいと思っている。

そのため、ロキの作戦を知らされてはいなかった。


中忍体後、1中忍者部を辞め、現在は2中忍者部に所属している。

ただし、学校は1中のまま。



柿田 壮一

忍名:風魔 イチ

武具 ナイフ

属性 金・水

忍術

金砲の術

水刀の術


麻耶に想いを寄せており、麻耶が意識している(と勝手に勘違いしている)重清を好ましくは思っていない。

麻耶以外の女性には一切興味がなく、戦闘においても容赦がない。



谷山 寛子

忍名:風魔 ヒロ

武具 鎖鎌

属性 木・火

忍術

身体強化の術

木砲の術

火炎の術


忍者として、女として、麻耶に対抗意識を持った女子。

性格悪め。言葉のチョイスが時々間違っている。



2年

中村 徳次

忍名:風魔 トク

武具 靴

属性 水

忍術

氷滑(ひょうかつ)の術

氷脚の術


1中忍者部で唯一麻耶が心を許している人物。

しゃべり方が独特。

麻耶とペアを組むことが多い。

麻耶のことは、忍者として尊敬しているが、女性としては見ていない。



1年

吉田 勝男

忍名:風魔 カツ

武具 チャクラム

属性 土

忍術

土縛の術


ヒロの信者であり、ヒロの言うことは何でもきく。



田中 琴音

忍名:風魔 コト

重清の想い人。


武具 具現獣(カラス・カーちゃん)

属性 水

忍術

水鎧の術

魔性の術

隠密の術


実は大会で勝つために重清に近づいていたが、徐々に重清に惹かれていたらしい。




3中メンバー


湯川 湯治

3中忍者部顧問

忍名:根来(ねごろ) トウ

好々爺然とした白髪のおじいさん

定年目前。



3年

夏井 敦教

3中忍者部部長

忍名:根来 アツ

武具 ショウトボウ

属性 水・木

忍術

水砲の術

花幻の術


忍者としてもリーダーとしても、実力がある。



秋月 小豆

忍名:根来 アズ

武具 杖(魔法使いが使いそうな方)

属性 火

忍術

火砲の術

武具伸縮の術


劇団3中(シン命名)の1人。



2年

春井 進

忍名:根来 スム

武具 金棒

属性 金

忍術

金鎧の術


中忍体開始早々重清からの狙撃を受けてリタイアさせられた可哀そうな人。

重清のことを、ほんの少しだけ恨んでいる。



冬島 咲

一人称は「ウチ」

忍名:根来 サキ

武具 盾

属性 水

忍術

水流の術


劇団3中(シン命名)の1人。



1年

富田 力丸

忍名:根来 リキ

武具 具現獣(チワワ・タロー)

属性 土

忍術

岩弾の術

土掘の術(タロー)


ソウとの共闘で1中の風魔トクを倒したことで、少し自分に自信が持てた。



相武 澄玲(すみれ)

忍名:根来 スミ

武具 レイピア

属性 木

忍術

木砲の術


劇団3中(シン命名)の1人。




風魔 呉羽(くれは)

雷の術を得意とする忍者


その昔、平八に恋をしていた。

雅に対して思うところはあるものの、重清と恒久に術を伝授する。



大岡 仁

忍名:風魔 ヒト→甲賀 ヒト

武具:槍

属性 水・木

忍術

水壁の術

氷滑の術

木弾の術


中学時代、呉羽の教え子であったが、力を使って人を傷付けたことにより忍者としての記憶を無くしていた。

最近になって甲賀の名の者と再度契約し、忍者としての記憶を取り戻し、呉羽へ復讐することを誓う。



雑賀五兵衛

忍名:雑賀五兵衛


雅の父で、雑賀本家前当主

既に他界しているが、平八の忍者教育カリキュラムが構築されるまでは、忍者教育の権威と呼ばれていた。

娘(雅)の事が大好き。



雑賀六兵衛

忍名:雑賀六兵衛


雑賀本家当主

雅の弟


実は雑賀平八のファン。

現在は、恒久につっこみの弟子として師事している。



雑賀 美影(みかげ)

忍名:雑賀美景

武具 2丁拳銃

属性 金

忍術

百発百中の術


雑賀本家の娘

重清の『はとこ』にあたる

本家で育ったこともあり、分家を見下している。


才能はそれなりにあるが、充希、隠と3人だけで修行を続けてきたことにより実戦の機会が無く、その点で重清達に劣っている。


いつの間にか重清に惹かれ、自身のこれまでを見つめ直すために本家へと戻る。



ゴロウ

雑賀本家に代々伝わる具現獣

本来は雑賀六兵衛と契約をしているが、2中に転校した美影に貸し出されている。

かなりのご高齢で、本来は話すことが出来るが、雑賀家が具現獣をまともに扱わないため嫌気が差しており、敢えて話してはいない。


後に、重清の具現獣、ロイとなる



雑賀 充希(みつき)

忍名:雑賀充希

武具 スリングショット

属性 水


忍術

水弾の術

氷弾の術

百発百中の術


雑賀本家の息子で、美景の双子の弟

普段は物腰が柔らかいが、姉のことになると態度が豹変する重度のシスコン




陰山 隠(かくる)

忍名:雑賀 クル

武具 マント

属性 土

忍術

岩隠の術

隠密の術


現在の雑賀家の唯一の弟子。

父は雑賀五兵衛の腹心。

普段から美影、充希だけと修行をしており、2人を傷付けないよう父親から厳しく言われているため、普段は力を抑えてているが、力、才能はショウと並ぶほどのセンスの持ち主。

武具や術が隠密に特化しており、それをカバーすべく体術に優れている。

力を抑えていることに気づいていない美影と充希からは普段から実力を下に見られているが、幼いころは2人と仲が良く、2人が厳しい父を何度も叱ってくれたことに恩義を感じている。



陰山 日立(ひたつ) 60歳

忍名:雑賀 日立


雑賀本家に代々仕える家系の子孫であり、隠の父。

前当主、五兵衛の教育方針に心酔していた。

幼少より父逃蔵(とうぞう)、『雑賀家の教育こそが絶対である』という強い信念を持っている。

それに加え、平八への嫉妬もありその想いは更に強く、歪んでいった。

それを証明すべく修行に明け暮れた結果、現在の忍者の中でもかなりの実力者となっている。

息子である隠にも同様の思想を強要しており、躾と称したドメスティックバイオレンスが日常化している。

実力者であり唯一の弟子ということもあり、雑賀本家現当主である六兵衛も彼の言動には逆らえず、実質的に雑賀本家を牛耳っている。

ただし、本人にはそのつもりは一切なく、ただただ雑賀本家のために動いていると思い込んでいる。

隠が忍者となり、その才能が美影や充希を超えるものと知った際には、ただ雑賀本家再興のチャンスくらいにしか思っていなかったが、隠の成長を見つめていくうちに、雑賀本家再興よりも隠の成長に興味が移っていった。

実は、恐妻家であり愛妻家



陰山 日陰

忍名:雑賀日陰

日立の妻であり、隠の母。

夫と息子が大好き。



雑賀 兵衛蔵(へえぞう)

忍名:雑賀 兵衛蔵


雑賀本家現当主、雑賀六兵衛の息子であり美影、充希の父。故人。

彼の名は、陰で平八をリスペクトする六兵衛が、わかりにくい程度に平八に寄せて名付けている。

本来雑賀本家を継ぐはずであったが、車による転落事故で妻と共に死亡したため、美影が成長するまでの間は六兵衛が続けて当主となることとなった。

彼の死は『忍者なのに車で事故死』と当時の雑賀家の弟子たちから蔑まれ、雑賀家から弟子が減少するひとつの一因となっている。

生前の兵衛蔵は、才能、実力ともに優れており、『雅の再来』とまで言われていた。

そんな彼が何故事故死したのかは、今なお解明されていない。

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