メィとセキの初デート?!
・最近セキの様子がおかしい。シャルが話しかけても上の空、恵実との変身もすぐに解けてしまう。
恵実「どうしちゃったんだろう?」
シャル「近頃あくびも多いですよね。もしかするとセキさん、夜中になにかしてるのかも?」
・神様見習いにも睡眠は必要だ。類に漏れずセキとシャルも夜は眠りにつく。恵実とシャルは寝ぼけ眼でセキを尾行することに。
セキ「散歩やら毒味やら色々付き合ってきたが…しばらくは会うのをやめる」
メィ「毒味じゃなくて手づくり料理のご賞味ですわ!しかしセキ様、どうしてもダメですの?」
セキ「つってんだろォ」
メィ「では今夜は少し遠出しませんこと?隣町でイルミネーションの催しがありますの!」
・セキが寝不足になったのはメィとの面会が原因だった。セキはメィに連れられロマンチックな光景を楽しむ。他方で恵実は男装、シャルは女装してセキたちのあとを追う。
恵実「急ぐよシャル!メィを見失っちゃう!」
シャル「もっと彼氏っぽく!」
恵実「…急ぐぞシャル!メィを見失っちまう!」
シャル「わかったわダーリン!」
恵実「実はちょっと楽しんでないか?!」
・恵実とシャルが追いついた先はとある喫茶店の一席。俯きがちのメィとそんな相手の様子など何処吹く風のセキが向かい合って座っている。
メィ「本当はわたくし、この逢瀬を終わらせたくありません。だってセキ様のことを心からお慕いしておりますもの…!」
・メィはセキに告白する。セキはそれを断った上で会えなくなった理由を説明する。セキには恋愛感情などなく、ただ困っているメィを放っておけなかった。しかし恵実との変身が長続きしないなどの支障が出てきたため天から命じられた任務の方を優先したのだ。
メィ「お~っほっほっほ!そういう事でしたの!」
セキ「怒らねェのか?」
メィ「ふふ、わたくしは誇り高き明家の一員でしてよ!誰に何をされようとも常に前を向く!気分を害すことなどありえませんわ!」
・その宣言を聞いた憂はメィに向けてフロイデをけしかける。現れたのはメィの言葉通り喜びの感情が具現化した怪物だった。恵実はシャルの力を借りて敵を撃退する。意識が戻ったメィはセキのことを諦めてはいなかった。恵実との恋のバトルは始まったばかりだ。
セキ「アイツらは何を競い合ってるんだ?暇なヤツらだなァ、ったく」
シャル「セキさんの無神経さの方が信じられませんよ…」
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