3月 March
第14話 『そらのゆりかご』 まほろばさん
〇作品 『そらのゆりかご』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886924560
〇作者 まほろばさん
<作品を見つけた経緯>
私がカクヨムさんを始めたころに、交流があった作者さんの作品です。
ちなみに、こちらは完結していますが、現在『そらのゆりかご・Ⅱ』を連載されています。
<ざっくりと内容説明>
詩ですが、作者さんは「童話も混じっている」と仰っているので、少し長い文章は童話なのでしょう。
大体は空もしくは宇宙にちなんだものを書かれています。
<作品の状況>
完結済みです。
<感想>
空と宇宙の要素を取り込みながら、作者さんが日々考えている取り留めないことを詩にしています。
作者さんが触れた出来事から湧き出した感情を、「空(宇宙)の情景にのせて言葉にしている」と私は感じます。優しかったり柔らかかったりする中に、時折怒りや葛藤、もどかしさのようなものも含まれているのですが、きっとそのときの作者さんの気持ちをそのまま反映しているのでしょう。
私はあまり詞から情景を想像するのが得意ではないほうだったのですが、この作品に出合ってから詩の良さに気付きました。多分、取り扱っている分野が私にとって興味が湧くものだったことと、場面が具体的に書かれていたためだと思います。
後者に関してですが、そうであるからと言って読者の想像する範囲を狭めることはなく、自由な読み方が出来ます。想像豊かに、自分自身の解釈をして読み進めてみて下さい。
私のおすすめは、第4話の「おもいあめ」と第5話の「いろのあふれる」の二つです。
一つひとつは短い文章なので、本当に気軽に読めます。隙間時間のお供にいかがでしょうか。
今日はまほろばさんの『そらのゆりかご』をご紹介しました。
それでは次回、またお会いしましょう。
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