バディを組んだ
ジン視点
食事(笑)をした後も、リディアと話す。
SOEとEOSの事。
パーク等の育成の予定等。
睡眠は十分取ったから大丈夫との事で、いろいろと話す。
この世界の事。アバターの事。元の世界の事。
元の世界の事は根掘り葉掘り聞かず、リディアが話したい事だけを相づちを打ちながら聞いた。
俺の方は、会社の事や私生活の事を話した。
元の世界で自分の時間費やしてたのって、ヴェーダのゲームが多かったから、それ以外の話題はあんまり話す事は無かった。
共通の話題を探す感じで、元の世界の事は軽く話題にした。
元の世界の話でも
「もし、この世界に身長15メートル越えるような巨人がいたら(お互いいないと確証出来ない)、お台場のガ○ダムみたいな感じだよね、あんなの向かって来たらどうするよ」
とか、この世界の事とリンクしてしまう。
お互いの感心は、この世界で生き延びる事につきる。
それも出来る限り自由で楽しく生きるか。
楽しくというのは、食事でもレーション食べるよりも、料理を食べた方がいい。とかと同レベル。
自由にというのは、お互いインベントリが発覚して、荷馬車がわりに使われたりしない。
と言った感じ。
この世界は封建主義だから、人権の感覚が元の世界の感覚とは異なるだろうと話をした。
クリーチャーとの戦闘以外にもコミュニティでの危険は十分にある。という前提でいよう。と
秘密を共有出来る相手、同郷であるという事、会話が出来る相手、話してみてお互いに人格に問題が無さそう。という事からチーム二人だからバディか。を組む事にした。
対外的には、同じ民族の同郷。という設定。
自動的に蛮族設定になっちゃうんだけど、部族としないのはウソ発見器の魔導具対策。
他にとりとめの無い話をしていたら、空が白んできた。
リディアも会話をするのは、久しぶりだったんだろう。話をするのが楽しそうだった。
一度部屋に戻って仮眠をとってから、買い物をして明日から狩に出よう。という事になった。
リディアが自室に戻った後、ベッドに横になりながら少し考える。
会話して感じた事だが、リディアの中の人は美人の女性アバターを動かして楽しむ男性ではないな、と。
実年齢は言っていたのと違う可能性もあるけど、それは別にいいかと思う。
誰にでも言いたく無い事位あるだろうし、そもそも世界自体が違ってるんだからその辺は構わない。
今のリディアがどういう人か?という事が大事。人格的に大きな問題がなければ構わない。
ずっとソロだと思ってたから、バディ組めるの本当にありがたい。アバターも美人だし。
リディアと組む事で目立つ可能性出たけど、出来るだけ早く実力付けて(倉庫アンロック)バディを守れるようになろう。
少しの時間寝ることにして、睡眠の設定。
設定通りに目が覚めるのは地味だけどチートだな。
目が覚めて、リディアの部屋へ向かう。
ノックして、しばらく待つ。
リディアが出てくる。睡眠は大丈夫との事。
戦化粧をしてもらい、街へ出る。
背負子を二人分。
袋を幾つか、矢を30本づつ。
思っていたより矢が高い。大事に使わねば。
他に必要な物を買い、屋台で串焼き等を購入。
人気の無い所でインベントリへ。
ギルドへ向かい、明日から狩に出ると伝えておく。
宿に行き夕食を宿で済ませ、部屋でリディアと話をする。
夜も更けてきたので明朝に待ち合わせをして各自の部屋へ。
明日からバディ組んでの狩だ。
それもEOSのアバターと。
魔法とか見れるのかな楽しみだ。
ワクワクしながら睡眠する。
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