何のために礼儀を身に付けるのか?


「礼儀は大事」

「武道を学べば礼儀作法が身に付く」

「武道は礼に始まり礼に終わる」


このように言われてはいますが、


その前に、そもそも、


「何のために礼儀を身に付けるのか?」


という話です。


実は、筆者は一度も教わったことがありません。例によって自分で気が付きました。


武道に限ったことではありませんが、理由も教えずに「とにかくやれ!」「いいからやれ!」というのは指導者として責任感が足りない気がします。


察しの良い人であれば、「そんなこといちいち言わなくても分かるだろ」と言いたくなるかもしれません。


しかし、世の中は察しの良い人だけで構成されているわけではないのです。

まずはそれを察してください。


話を戻します。

そして結論を言います。


礼儀とは争いを避けるために身に付けるものです。


相手を怒らせないために、

敵意を抱かせないために、


つまりは自分を守るために、

礼儀を尽くすのです。


礼儀作法も護身術の一つなのです。


だからこそ、武道において礼儀が大事なのです。


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