1話 入学式。凛はモテます。

………………………寝れない。

理由はもちろん、横にいる凛のせいだ。

ここは、割と広い。布団を並べているのだが、(コイツが言ってきた。決して俺が言ったわけじゃない。)何故かこっちの布団に入ってきた。

言おうかと思ったが、幸せそうな顔してるので言うに言えない。

「………むぅ?あ、おはよう優!」

「おう。何でこっちいんの?」

「ん?あ、ほんとだ」

羞恥心というものはないのだろうか?

「そういや今日は入学式か。そろそろ飯食わねぇと」

「あー、ほんとだ。ご飯何?」

「お前………。マジで料理できないのか?」

「わーわー!聞こえない聞こえない!」

できないらしい。

「トースト。あと、ベーコンエッグ?エッグベーコン?」

マジでどっちかわからん。


---------------------------------------------------------------------------------------------------------------


私立浪裏高校。

凛と一緒に登校すると、

「あの子可愛くね?」

「横の男変われや………」

とか。ざけんな。

「人気者だな」

「えー?嫌だなぁ。だって優と一緒にいる時間が減っちゃうじゃん。一緒がいいの」

やばい、可愛い。

まぁ、凛は友達として思ってるんだろうけど。

俺だけ、か。まぁ、時間はいっぱいあるからな。


---------------------------------------------------------------------------------------------------------------


まじでだるい入学式が終わり、担任の長い話を聞き、いざ放課後。

あ、凛と同じクラスだった。やったぜ。

そういや、凛はどこいった?

おお、なんか男が話しかけてる。

盗み聞きしてみよう。

『好きです!付き合ってください!』

おおう。

『えっとね、むり。今日あったばっかだし、名前も知らない。あと、私は好きな人いるから』

ばっさり切ったな。

『ふ、ふざけんなよ!』

そう言って、そいつは凛に触ろうとする。

お触りは、禁止な。

躊躇無く2階から飛び降りる。

運動神経は化け物らしい、俺。

小学校から柔道とボクシングしてたからな。

「おう、何してんの?お前、凛に触っていいと思ってんの?」

「………………………は?」

「帰ろうか、凛」

「うん!」

うん、凛はモテるらしい。


---------------------------------------------------------------------------------------------------------------


猫家桜だよおおおぉぉぉおおお!

ちかれた。明日は異世界。

今も☆や♡、コメント待っているよー!

モチベ上げとのためにもクレメンス!(もしかしたら1日2回になるかも。)

ではまた次回!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る