第42話
その頃ジュデがコロッセオ内で他に敵対する者が居ないかを捜索していた。
その時【ドゴォォォォン】と学園の方から爆発音が聞こえてきた。
ジュデ「リン王女!応答してくれ!」
「ガガガーガガ」
ジュデ「リン王女と連絡が付かない、誰か返事をしてくれ!」
フィン「はいは~い呼んだ~」
ジュデ「フィンか~まぁいい、そっちの状況を教えてくれ。」
フィン「え~とね、さっき校舎内で爆発があったよ~」
ジュデ「こっちまで音が聞こえた、被害は?」
フィン「校庭には被害なし~」
ジュデ「何故爆発したのか分からないか?」
フィン「分かんな~い。」
ジュデ「キャリーとリンナ、聞こえるか?」
リンナ「今、キャリーと一緒にいるよ、こっちも大丈夫、だけど爆発は校舎内で対策室周辺だからリン王女が心配だわ。」
ジュデ「心配だが、まずはみんなの安全確保が先だ、避難している人をコロッセオに誘導してくれないか?」
フィン「は~い。」リンナ「了解よ。」キャリー「了解しました。」
こうして避難先を学園からコロッセオに変更した。
その頃リンは魔法障壁により難を逃れていたが、無傷とはいかなかった。
服はところどころ破れ、両手は傷だらけ、綺麗な顔の頬にも一筋の傷が付き血が染み出ていた。
ジン「小手調べでしたが、防がれるとは思いませんでしたよ。」
リン「く!私が長ている間に皆さん避難を!」
対策室で協力していた生徒達を逃がすため時間稼ぎをするリン王女、だが次の一撃が来れば絶えれないのはリン王女が一番分かっていた。
ジン「逃がすはずが無いでしょ、さぁ最後の一撃はこの校舎ごと葬って差し上げますよ。」
殺気の魔法より巨大な魔力が賢者の石に集まっていく。
ギン「させない!」
ギンがジンにタックルをして地面にもつれ倒れた、そのおかげか賢者の石に集まった魔力が霧散した。
ジン「この!サンダーボルト!」
稲妻の魔法によりギンが痺れ、ジンはもつれから脱出し、立ち上がる。その隙を狙いギンはリン王女を見つめ、リンは頷く。
ジン「この雑魚が!」
痺れて動けないギンの腹部に何度も蹴りを入れる、リンは手で合図して他の生徒は対策室から逃げることに成功した。
ギンの身を挺した脱出の時間稼ぎが功を制したのだ。
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あとがき
2週も更新をお休みして申し訳ありません<m(__)m>
2回目を接種の後、最悪の状態でした、久しぶりの39度に体があっちこっち痛いし、頭の仲がボーとして何も考えられないし。
月曜日にはある程度収まったので、夜勤の仕事は行きましたが、辛かった(´;ω;`)
現在、1回目接種した時からの頭痛と頭痛による集中力低下だけが治らない状態です。
接種するなら、2回目の副反応は高い確率で起きるので、皆様も最低1日は動けないと思っていた方が良いと思います。
(私の場合2日潰れましたが。)
とりま、まだ感染が拡大中です、みな様も感染にはお気を付けください。
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