第16話

剣魔武技大会前日


学園は休みだったが昼過ぎに学園の空き教室に集まってもらった、キュリー、リンナ、リン、フィン、そして教卓にヒュージとジュデが立っていた。


しかし教室の中はカオス状態だ、キュリーとリンが睨みあいながらお互い『おっほほほほほほ』と訳の分からはい笑い声を出し、フィンはジュデに抱き付こうと構えて、リンナは素知らぬ顔をしている。


ヒュージ「皆に集まってもらったのは、大会最終日にテロがおきるとの確実な情報がある。」


「「「「・・・え!」」」」女性4人が驚き教卓の2人に意識を集中させる。


ヒュージ「この事は両国王に連絡済でだ。」


ジュデ「両国王様はこの事態を重く受け止め、又これだけの事を計画、実行するには、手引きをしている大物がいると判断している。」


ジュデ「ただ、手引きしている大物についてまだ情報が無い、そこでわざとテロを起させれば、尻尾を出す可能性があると両国王様の考えだ。」


ヒュージ「まずは奴等の計画を言う、その後各自の役割を言うので対応をお願いしたい。」


ヒュージがテロ計画と現在の対応を説明した。


ヒュージ「これからの対応を言う、憲兵隊と警備隊は既に知らせてあり、各自解毒剤の所持を既にしている、彼等には町の警備にあたってもらう。」


ヒュージ「応援の兵にはこれからになるが、解毒剤の所持、島全体の警備をしてもらう。」


ジュデ「そして俺達だが、リン王女様には学園で魔法通信を使い兵たちの指揮をしてもらいたい。」


リン「よろしくてよ。」


ジュデ「キャリーは学園で教会の人たちと一緒に怪我人の治療に当たってほしい。」


キャリー「はい。」


ジュデ「リンナは、できれば学園を攻撃してくる奴に誘惑で仲間割れを起こし対応してもらいたい。」


リンナ「分かった」


ジュデ「フィンは学園内の安全確保をとリンナの応援をお願いしたい。」


フィン「任せて!」


ヒュージ「我々2人はコロッセオで王の安全確保をする。」


ジュデ「これら対応の際、武器の装備は認められている。」


ジュデ「俺達も聖剣と魔剣の召喚、装備も認められた。」


ヒュージ「質問の有る者は?」


「「「「・・・・」」」」


ヒュージ「無いようなので各自準備をしてくれ、では解散。」


黙って聞いていた女性陣も神妙な顔をしながら部屋を出て行こうとする。


ジュデ「リンナ、少しいいか?」


リンナ「何?」


ジュデ「悪いがペンダントを外して対応してもらいたい。」


リンナ「…分かってる。」


そして全員が教室から出ていった。

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