つまりこれは自己完結で自己満足な自己紹介というわけで
いある
生憎のところ、壮大な自分語りにしかならない。
僕は天才ではないらしい。プロではあるかもしれないが、結局つまるところは天才でも何でもない。才能のなさを痛感したのではない。
そんなものに拘泥したところで僕に一ミリも得なことはないから、気にするべきではない。
本物の才能の輝きを、誠に遺憾ながら、知ってしまったというのが率直な理由である。
まぁその輝かしき才能というものが、僕にとっての西尾維新だという事実はその辺にでも転がしておくとして。
僕は自己評価が高い、というわけではない。
よく勘違いされがちなのだが、自己肯定感が著しく――それはもう、ブルジュハリファの如く――高いだけなのだ。
要するに自分という何の価値もないガラクタに、美辞麗句をこれでもかと装飾して、自分を最高率で酔わせているだけなのだ。別にこれは、間違っていることでも、もっといえば不実なことでも何でもない。自らが生きやすいように生きるのは当然のことだし、そうしない人間がむしろ不実なのである。
人生における目標とは結局のところ自らへの納得なのだから、無理やりにでもそれを実現しようとする考えの方が数倍正しいというかなんというか。
まぁ先述の通り、自己肯定感は高くとも、自己評価は低いのだ。
僕は勉強も全くとは言わないけれどできないし、趣味の文章だってこのザマだ。(好きでこのザマでいるわけだからそれはそれで誇らしいが)
料理やお掃除なんて苦手中の苦手だし。自分の感情や思考をうまくコントロールすることさえ難しい。いや、他の人にとっては簡単かもしれないけれど、少なくとも、目下のところ、僕はそうしたことが苦手なのである。
何の取り柄もないとは言わない。流石に僕が全人類の底辺に君臨していることはないだろう。自己評価は低くとも正当であると自負している。
そこは履き違えない。
だからまぁ、結局僕はこういう人間であって。
『自分がつまらないやつだと知ってるけど必死に誤魔化してます~!』
というたった一言で済む文章をここまで饒舌にかつ冗長に語ることを数少ない趣味としている、そんな人間であって。
まぁそういうわけで。
つまりこれは自己完結で自己満足な自己紹介というわけで。
つまりこれは自己完結で自己満足な自己紹介というわけで いある @iaku0000
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