タイムリミットまで365日_
泉 瀬奈
プロローグ
___沈み続けている、あるいは昇り続けているような感覚に包まれる。
温かいようで寒い。体が冷えていっているのがわかる。さっきまで聞こえていた誰かの悲鳴も、助けを呼んでいる叫び声も、サイレンの音ももう聞こえない。
今の私にはもう何もない。未来も、やり残したことも、後悔も。
1つだけあるとするのなら、君に言えなかったことがあること。
「_____。ありがとう。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます