声劇台本2人用「エピソード」
コペル
「エピソード」
A:男性
B:女性
A:あ、起きた…おはよう、どうした?お腹空いたかな?
B:ただいまー、お迎え来てくれたの?寂しかったねー?ごめんねー
A:わかったから、もうちょっとで出来るから、足咬まないで!
B:ゴロゴロ言ってくれるの?ん?ん??そんなに甘えても、おやつは出ないぞー?(笑
A:ハイ!お待たせ…って凄い食欲…そんなにガッつかなくても、誰も取らんよ?(笑
B:チュール美味しいかい?美味しいよねー!夢中で食べてるもんねー!
A:どう?満足出来ましたか?口周りいっぱい着いてるから…そうそうちゃんと顔洗って下さいね?(笑
B:うーん、良かったねー、今日もチュール貰えて…でも、明日は…貰えるかなぁ?(笑
A:さて、トイレは…、うん掃除するからちょっと待ってね?袋…袋っと
B:どうしたのお腹出して?触って欲しいの?あー、そうかい、そうかい!(笑
A:良し!これで落ち着いたかな?じゃあそろそろ今日も撮らしてねー?良い顔してくれるかなっ?
B:うとうとしてるの?眠くなっちゃったねー?お布団行ってくる?ここで寝るの?可愛いねぇー
A:うーん…これで良し!ってそろそろ用意しないと遅れるか…
B:寝ちゃった…さて私も寝る準備するか…お風呂めんどくさいなぁ…あ、新しい写真上がってる!
A:じゃあ、お仕事行って来るから、今日も良い子でお留守番しててね?
B:うわぁ…やっぱりこの子も可愛いなぁー、おっきい目して…そんなに見つめられたら♡付けるしか無いじゃん!ズルいよ(笑
A:やっと休憩、今日暇だなぁ…まぁ月末だし納期に余裕あるから、当然っちゃ当然か、今日も定時で上がれるし、良しとするか
B:なら、私もこの寝てるこの子を…起こさないように、静かに……あ…ごめん!フラッシュ焚いてたね!?ごめんねー、眩しかったね…
A:おっ、さっきの写真♡増えてる!誰が付けてくれたのかなぁ…っと……へぇ、この人も猫の写真上げてる!似たような人も、そりゃ居るか
B:もー、怒んないで、許して?今度マタタビ買ってくるから、お願い!…あーあ、行っちゃった…じゃあ私も寝支度するか
A:うわぁ…ウチの子も可愛いけど…この子モッコモコ、あー触りたいなー、絶対気持ち良い奴!♡付けとこ……あっ、ハイ!すぐ戻ります
B:あれ?どうしたの?お風呂心配で、見に来てくれたの?ありがとう!でも大丈夫だから、お布団で待ってて
A:機械トラブルって…定時で上がる予定なのに……コレ大丈夫か?
B:ふぅ、さっぱり〜♪
じゃあ…明日も早いしさっさと寝る…前に、
もう一回、「ツイってる」で猫の写真チェックしよ
A:結局伸びたし…無駄な残業まで…うわぁ外明るい…早く帰ろ
B:んっ…さい……うるさいなぁ……どうしたの?ん?…待って今何時!?
A:ただいまー、ごめんねー、待ったねー、なんかね、機械壊れたみたいで…ってお腹空いたの?そうだよねー、すぐ用意するから
B:びっくりしたぁ…まだちょっと余裕あるじゃない…何?お腹空いたの?仕方無いなぁ…ちょっと待ってね
A:じゃあ、次は俺の餌を…って何かあったっけ…うーん…じゃあ炒飯で
B:昨日写真チェックして、動画見てたら寝たんだ…充電は…やっぱりしてないよね…モバイルバッテリーは…っと
A:良し完成!じゃあ日課の「ツイってる」は…うわっ!?またこんなあざとくて、可愛い猫が…全部♡付けよっと……ん?
B:あったあった…えーっと「ツイってる」は…ん?何この広告?
A:猫と飼い主さん応援企画、猫との生活での、あるあるや
B:猫と暮らして気付いた事を、エピソードにして送ると?
A:選ばれた人には、提携している全国のペットショップで使える、ギフトカードプレゼント?
B:5万円分!?そんなのすぐ書けるよ!
A:まぁ、貰えるかわからないけど…やるだけやってみるか
B:応募サイトは…ってそろそろ準備しないと
A:あるあるかぁ、ってもうそこそこエピソード載ってる!
B:また続きは休憩の時にして…行って来るから、お留守番宜しくねっ!
A:ウチの猫は、私が寝てても、お構い無く起こしに来ます!無視していると噛んでまで起こしに来る始末で、遊べ遊べ遊べ、お腹空いた、遊べ遊べと
一通り満足すると、猫は寝ます!
その寝顔見るともう
寝不足とか、どうでも良くなりますね(笑
わかる!!
B:ふぅ…やっと休憩…さっきのサイトは…あったコレか!やっぱり猫好きさんは、動きが早いなぁ(笑
なになに…ウチは在宅ワークでパソコンを触ってる時、必ず一度はキーボードの上で転がり、画面上に訳のわからない文字列が沢山並びます!
か、やっぱり猫は何処も一緒だね(笑
A:せっかく高価な猫ハウスを買ってあげたのに、それを梱包してたダンボールのほうに夢中で、買った方は今でも新品のように綺麗
うわぁ…切ないけど…仕方無いね(笑
B:ものすごくつらいことがあった時、何かを察したのか、黙ってずっとそばにいてくれる
あの察しの良さは、男には出来ないよね(笑
A:じゃあ…ちょっとギフトカード狙いで、真剣に書くか!
B:私も帰ったらエピソード沢山書こっと…
A:面白いので攻めるか、ほっこりしたので攻めるか……ちょっと悩むぞ
B:そろそろ定時だし…バレ無いように片付けよ
A:昔自分が試した事があるんですけど
夜中、野良猫を見つけた時に、目が合ったらササッと物陰に隠れて、ゆっくりと物陰から顔を出して、チラチラと猫を見る
これを交互に繰返していると猫のほうから、来てくれるんじゃ無いかなと、期待して遊んでると、10分ぐらい経った頃、なんと前から、お巡りさんがこちらの方をチラチラと見て、やって来ました
コレで…イケるかな?
B:じゃあ、後は仕事してるフリしながら…投稿しちゃお…でも…どれにしようかな…そうだ
朝起きたら家のネコと、大きい虫が部屋の中で死闘を繰り広げていました
虫はキライだけど、寝ていた私を守ってくれていた家のネコを、置いて逃げる事なんて出来ないので私も応戦に出ましたが…マンガ本投げると家のネコに命中、雑誌投げれば家のネコに命中、お菓子の箱投げても家のネコに命中し、カレンダー外して丸めて叩いても家のネコに命中。
ここで家のネコがキレて私をバリバリと引っ掻き
私は転倒し、家のネコは虫との戦いに戻り無事勝利
それから、しばらく家のネコは私の相手を一切してくれませんでした…自業自得ですね
あ…バレた……
fin
声劇台本2人用「エピソード」 コペル @gadomoroha
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます