第52話 思考
「活動といっても何をするかだよな」
伏野はそう呟いた。
そして、次石もそれにうなづきながら。
「そうだね。同好会に入ってくれたのはたったの五人。五人じゃ紅白戦みたいなことはできないからね」
「大会に出るとしても、俺と次石は経験者で戌走も少しはできるけど、荒井と根無は初心者だから、二人には悪いが良い成績は残せないだろうしな」
伏野はそう言った。
この前のフットサル交流会でも荒井と根無はあまりボールを触れていなかった。
女子の方でも少し経験者がいたからだ。
そんな考えこむ伏野と次石に戌走は言った。
「とりあえず練習っぽいことをしよ!!」
と、戌走のその言葉で放課後に中庭で練習することが決まった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます