第58話 新見の図書館へ

 11月1日(日)。

 この日は駅伝の実況中継があるため、プリキュアの放送がない日です。11月の第一日曜はこのところそういうものでしてね。いつもなら、私が12年間過ごした養護施設の祭りがあるので、それに赴くのですが、今年は中止ということで、予定を変更して、朝から早速寄贈に出かけることに。

 さてこの寄贈ですが、香川に行こうか、神戸に行こうか、随分悩んでいたのですが、そういえば、新見や高梁の伯備線沿線がまだのところがあることに気付き、ふと、そちらに行こうと前日思い立ち、切符も手配しておりました。ただし、岡山から備中高梁までの回数券を金券ショップで押えていただけで、残りの乗越部分と特急券については、当日岡山駅のみどりの窓口で購入することに。

 南方のトマト銀行前から岡電バスに乗って岡山駅構内に突入し、切符も補充手配し、さて、出発。その前に、1階のマクドナルドでマフィンとコーヒーも確保。これだけあれば、昼過ぎまでは最低でも十分持つだろう。


 岡山8時5分発のやくも3号に乗り、自由席でゆったりしながら1時間かけて新見まで。まずは、岡山から倉敷までの進行方向左側の車窓をタブレットで録画。これをYOUTUBEに後ほどアップすることに。

 しかし、充電ができていないことに気付き、急遽、倉敷発車後は最低限の撮影だけして、電源をオフに。

 やくも号の381系電車は、1982年7月の伯備線電化時に投入された車両で、車齢はもうすぐ40年近くになる。もちろん車内の座席などはリニューアルされているものの、やはり、本体の陳腐化は仕方なかろう。それだけじゃない。JR四国の新車はインターネット接続ができるのに、こちらは当然、そんなの、無理。

 これでは、仕事にならんわなぁ・・・。

 個人的には、181系気動車時代のやくも号は好きだったが、やはり、仕事で乗るとなれば、そういうわけにもいかんでしょう。電車化された381系のこの列車、最初の頃は振子による揺れで酔う(酒を飲むわけじゃないよ~苦笑)ことが問題視されていたが、最近はそんなことはなく、酒でも飲まない限り酔うことはない。少なくとも、私は、ね(苦笑)。

 倉敷からは高梁川に沿って、振子電車は山陰の彼方に向かって突進。人手が少しずつ戻ってきているとはいえ、まだまだ満員ということもない。途中、備中高梁に停車して客の乗降を処理。今日も、いい天気ですわ。

 備中川面駅近くの学校の時計は、8時45分頃。いつもなら形態の電源を切ってプリキュアを張り切って観ている時間だ(笑)。

 方谷ー井倉間の広石信号所で上りやくもとの行き違いを経て、約1時間後、無事に新見駅に到着。


 目的の図書館は歩くと30分近くかかるということを事前に聞き及んでおりましたので、余程、タクシーで行ってやろうかとも思いましたが、結局、9時27分発の乗車1回につき100円の循環バスに乗ること10分少々で、市役所の向かいの図書館に到着しました。

 そこで早速、1階のカウンターで女性職員にあいさつし、寄贈の手続。

 無事、寄贈を果たしました。

 職員の皆さんの対応は、すごくよかったです。

 せっかくなので、帰りのバスが来るまで図書館内を見学し、読書室というか自習室にも使えるコーナーでタブレットの充電をしつつ、持込んでいた自らの研究用の自著を改めて読み直していると、帰りのバスが行ってしまった後(あわわ)。

 しょうがないので、それから約1時間後のバスまで、しばらく過ごすことに。

 それにしても、この図書館は、すごく居心地がいいし、仕事もはかどる場所だなと思うことしきり。この自習室の隣は、カフェもあるから、食にもありつけるし。ただし、11時からの営業。まさか、ここで酒、というわけには、行かないだろうけどね。でもまあ、今日は忙しいから、ここで食事というわけにもいかないのは残念。


 さて、ちょっと出てみようかと思い、図書館2階の踊り場に出てみると、向こうの川に向けて、段差のようなものが。その割には、柵もないし、点字ブロックが不通に敷かれている。

 なんだか、ここから落っこちそうだな・・・。

 恐る恐る、「危険地帯」と思しき場所まで近づくと、何だ、スロープと会談があって、その下は駐車場ではないですか。

 ああ、よかった・・・(死なずに済んだ~いやマジで)。

 そうしていると、母娘連れが一組、階段を上ってこられました。これ、確認する前にこの親子連れに来られていたら、マジで、悲鳴を上げていたかもしれない。

 よかった・・・。悲鳴をあげずに済んで・・・。


 それなりに充電もできたので、11時過ぎ、とりあえず近くのバス停まで移動することに。何でも、先程の循環バスの石蟹方面が来るらしい。それに乗っておれば、いったん南に下がるけど、その後、新見駅に戻れる。

 そこで、市役所前から早速石蟹行のバスに乗込み、新見市内の散策をすることにしました。で、終点の石蟹のバス停は、道路を挟んで石蟹駅の前。

 構わず100円を払い、道路を渡ってしばらく石蟹駅を撮影。

 ここは中2のとき、1983年の10月半ばにフリー切符でやってきて、硬券の入場券を買ったこともあるところ。実に、37年ぶりの来訪。しかも、列車じゃなくバスで。

 それにしても、この駅舎、国鉄時代の雰囲気をしっかり残しています。駅舎内の切符売場といい、改札といい、どう見てもこれ、JRというよりは国鉄時代だなと。

 そこで私はふと、かつてトミックスが出していた田舎の駅舎を思い出した。

 ああ、あの駅舎、こういう駅の特徴をよく表現していたのだなと、つくづく感じ入りました。


 さて、12分の停車後、再び循環バスに乗って、20分ほど市内散策を兼ねて新見駅へと移動。図書館を再び通り、今度は前回と少しルートが違って裁判所前を通って、新見駅に到着。普通列車が、ちょうど出発するところでしたが、少し待って、次の特急で備中高梁まで移動することにしました。ま、切符も確保していましたからね。

 下りのやくも号の動画を撮影するなどして過ごすこと約30分、今度は上りのやくも号の自由席に乗込み、約20分程度乗ると、備中高梁着。

 今度は、駅構内に蔦屋が運営している高梁市の図書館があるので、そこに寄贈のためうかがうことに。

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