第31話

~~

葵ってぶりっ子じゃない?

わかる。え?って思うときあるよね。

ねね、あれホントかな。

どれ?

レオ様の話。

あー、あれ嘘でしょ。

だよね。

てか、あの子、めっちゃ金貢いでるらしいよ。

えー、葵、ちょっと無理だわ。

ウチもー。


(聞こえてるし。だから嫌なんだよ、一般庶民は。)

~~


はっ


あー、、また嫌なこと思い出しちゃった。

中学の時の話じゃん。


全然、どうってことない。


あいつがレオ様ナイト一緒に行けないとか言いだしたから・・

思い出しちゃったじゃん。


彩花宅~


ピロン


スマホが鳴る。

画面を見ると、ちょうど、ラインがきたところだった。


~~

配信応援部♡

千尋

ついに、来週だね!レオ様ナイト


理央

楽しみー!

~~

そうだ、レオ様ナイト!


そういえば、葵ちゃん

葵ちゃんも、レオ様ナイトに行くのかな。

彩花は葵ちゃんに初めてあった時を思い出した。



~~

「色々情報交換しましょ、レオ様のこと。

レオ様の話できる人、クラスに居ないの。

嬉しい♡」

~~


誘ってみようかな。

葵ちゃんが来たら色々と面倒な気もするけど・・・(-_-;)

けど、葵ちゃんだってまだ高校生なんだし!

きっと誘われて嫌な気持ちにはならないよね。



葵宅~

ピロン


あ、ライン、、


彩花

葵ちゃん、来週のレオ様ナイト、一緒に行く?



良いですよー、一緒に行ってあげても♡


(彩花先輩、、

ホントにこの人ってば、なんていうか、お人よしなんだから。)



ふふっ


楽しみだなー

レオ様ナイト。


どんな服着て行こうかな♪


葵はいつの間にか鼻歌を歌いながら服を試着していた。






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る