第11話 中学、高校時代の音楽遍歴
中学生の頃、音楽を積極的に聴くようになった。
それまでは母が家事をしながら掛けていたFMラジオで流れる洋楽(The BeatlesやChic、Earth, Wind & Fire、Julio Iglesias、James BrownといったアーティストやJAZZ、BOSSA NOVAなど)を聴いたり、母が趣味のダンスで踊る曲を流してるのを聴いたり(George Kranz『Din Daa Daa』など)、テレビの音楽番組を録音したカセットテープを聴いたり(八神純子『みずいろの雨』、高橋真梨子『桃色吐息』、C-C-B『スクール・ガール』、安全地帯『
クラスメイトとカセットテープを交換して、THE BLUE HEARTSや浜田麻里、
また、実際に自分でも音楽をやりたくなり、中学卒業の直前に友達とバンドを組もう!という話が出て、春休みにバイトをして楽器購入資金を貯めた。
高校に進学し、バンドを組もうという段になり、各々自分のやりたいパートの話になったが、ヴォーカルを誰にするかという話になり、みんなでカラオケに行ってみたけど決まらなくて…、という塩梅。
結局、バンドを組めたのは十一年生(高校二年生)の頃。
後輩のつかちゃんをヴォーカルにして組んだのが、「Virgin」というバンド。僕はジャンケンで負けてベースになった。ギターはS(彼は後に出家してお坊さんとなるのだけど、それはまた別のお話)、ドラムスはPちゃんというオーソドックスな編成のロックバンドだった。
しかし、二回のライヴを経て「音楽性の違い」により解散。
僕は大好きなB'zの曲を耳コピしながらベースを練習してたんだけど、つかちゃんに誘われてテクノユニット「
クラスメイトから
ダンスに興味が湧いてからは、当然ながらダンスミュージックに傾倒していって、TECHNOやHIPHOP、HOUSEといった音楽ジャンルを好んで聴く様になった。
今現在、僕のPCのiTunesには様々な音楽ジャンルの音楽と落語がたくさん入っているが、音楽に関しては我ながら本当に節操が無い。
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