Summer pool！ with my friends…

第4話 似てる…？

ープール。

🍉「やるとなったら本気でするわ。始め…。」

💙「待って。準備運動。みんな、広がって！まずは、屈伸。いち、に、さん、しー！」

🎀🍬❄️「「「ご、ろく、なな、はち！」」」

💙「次は…。」

🍉(この準備運動のどこに意味があるって言うのよ…。)

ー数分後。

🎀「じゃあ、今が11時だから、11時30分になったら、ここにいったん集まろ！」

🍉「そうね。見つかったらみんなを集めること。抜けがけは、なしよ！」

💙「はーい。」

🍬「がんばろ！」

❄️「うん！」

🎀「宝さがし、開始！」

ー30分後。

💙「蘭、優奈さん、来てたんですね。」

🍉「ええ。どうだった？」

💙「全く見つからないです。」

🎀「何せ、手がかりが少なすぎるよね。」

🍉「虹色、卵の形、プールの中に沈んでいる…。これだけよ。無理そうだわ。」

💙「でも、楽しそうだった。」

🍉「え？」

💙「一度、見かけた。蘭のこと。一生懸命探してたけど、表情がどこか生き生きしてて、楽しいんだなって、思ったよ。」

🍉「楽しい訳じゃないわ。景品をGETするためには、本気で探さなきゃ。」

🎀「素直じゃないな～。」

🍉「何よ。」

💙「素直じゃないところ、なんだかうちの亜莉愛に似てる。」

🎀「我がロズブルの澪にも！」

🍉「似てる…？私が？」

💙「亜莉愛は、スマパのことが大好きなのに、否定しちゃうんだ。」

🎀「澪は、最初は私がバンドしたいって言ったから無理させてると思ってた。だけど、澪見てると、楽しそうで。でもそれを、口に出して言ったりはしないんだよね～。」

🍉「そ、そうなのね。でも、私は素直になれてないとかそんなんじゃないわ！でも…。」

💙「でも？」

🍉「なんでもない。」

(同じバンドをしている者として、ライバルであるはずなのに。他のバンドの人たちのこと、もっと知りたいと思ってしまう。どうして…？)