バルナバ 〜fang of rebelion〜

宇宙の帝王

世界観紹介

 ここは異世界メリゴール。人間や怪人が暮らしてる摩訶不思議な世界だ。怪人とは何か? 人狼、魔女、トロール、魔人、人魚に吸血鬼。このように知性を持ちながら人間離れした力を持ったものをこの世界の世間では怪人と一括りする者もいる。「怪人とは街を荒らし、人を襲う者である。」大昔、どこかの国の王がこう言った。人々はそれを信じ、王の息子は国を当時襲っていた劣悪な怪人を討ち払い、王子はメリゴール初の勇者として認識されるようになった。しかし全ての怪人が“悪”というわけではない。だが始まりの勇者が誕生してからどれくらい経っただろうか、未だにその国の王のこの“常識”は覆らない。怪人討伐で世界平和という名目で無害な怪人を襲う冒険者、賞金稼ぎ、勇者、聖騎士が存在する世界にて、怪人の生活は不憫に等しい。

念のために言うが、これはいかに英雄が誕生したかを語る物語ではない。いかに悪党が誕生したかの物語である。


君達は獣より恐ろしいものを知っているか? 災いよりもとんでもない悪を知っているか?

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