第295話 後後170 第一回暴れん坊な将軍様進行会議
武国東武領領主邸
第一回暴れん坊な将軍様進行会議。
まだ海のものになるか山のものになるかもわからんので、王妃様は呼ばないそうな。
参加者は領主様、王都から福田さん、大田さん、そしてなぜか俺が居る。
「なぜ俺も入っているんですかね?」
「ガク、お主が言い出しっぺだろう?」
へ?・・・・・
「・・・・(思い出し中)・・・違います。説明はしましたが、やろうといい始めたのは領主様です。」
ここは譲ったらいけないトコだ!
「むぅ、、覚えておったか、、なかなかやるのう、、、」
「帰っていいですか?」
「んじゃ、ガクが帰っていいと思うものいたら挙手せい」
シーン、、、
くそう、、その手できたか、、皆自分と同じな被害者を一人でも増やしたいと思う向こう人のデフォじゃん!!ゲス共めっつ!!!
自分を棚に上げて怒るガクw
「外来にそうゆう投票権を与えると社会崩壊しますよ?」
「わかった、んじゃ儂のみな?」
・・・・おなじじゃん、、、
「それでは始めよう」領
「待ってください!当の本人は無視でいいんですか?」ガ
「え?なんで言うの?」
・・・・そうなの?
「えっと、秘密なんですか?」
「決まっとろうが?芝居を全国各地一斉に行い、それでやっと気づくのだ。いいだろう?」
いーのか?本人のことだぞ???
「俺がもし、そんなことやられたら、、ホントのことでも、なんか嫌かな?しかもデフォルメされたことならばなおさら嫌かな?」
「・・・小うるさいやつじゃのう、、んじゃ、公開直前に言うから。」
「奥さん(王妃様)もそーゆーふーにやるって、知っているのですか?」
「まぁまだ言っておらんが、大丈夫だろ、こーゆーの好きだから」
・・・・・ろくなのいねぇ、、
ま、ある程度いったらそこで将軍に伝えとこうと持ってけばいいか(ガク)
とガクが考える一方、
どんどん進めちゃえばこちらのものよ、(領主様)
と、、
うーむ、、本人不在で無意味な争いが、、、、w
ガクは、変なのを作るのを阻止したいのではない。面白ければいいのだから。ただ、前もって本人に”なんかやるからね?覚悟しておいてね?”と言う必要あるんじゃないですか?どーせ碌でもないことするんだから?と言うつもりなだけだ。ちなみに将軍様は拒否できないだろう。
領主様にしてみりゃ、友人を驚かせたいだけ。内容も自分が吟味し、将軍が皆に好かれるようにしようと思っている。
つまり、
少し双方視点が違うだけなのだ。
そして、これに、後から王妃が加わるわけで、、
あれはあれで含むものとか結構ありそうで、、、
「ま、進めよう、んじゃ大田、出来上がったものを、、」
「はい、これに、、」
あ、言いたかったセリフだな?なんか、”これに”とかかっこよさげだよな?
それに気づいた大田氏、ガクにウインクしきた。
にあわねぇ、、ウインクがよほどにあわねぇ、、、
しかも両目が閉じそうになってて必死にもう片方をどうにか薄く明けているだけ、、
閉じたほうはおもいっきし周囲にシワ多数発生するほどだし、、
どーでもいいけど、俺は似合わんことやめような、、と思ったガク。
人のふり見て我がふり治せ、である!
・・・・・・
ばさ、、と領主様はその紙束を福田さんに渡した。
さっさっさっと斜め読みの福田さん。
それを俺によこす。
なになn、、、、、
「厨二病将軍なの?こっちの世界に厨二病ってあるんすか?領主様?」
「そういう病気は聞いたことがない。どういう病気なのだ?」
・・・・説明はとても面倒くさそうだ、、、どうしよう?
「こほん、、では私が、、」ふくちゃん
「今読んだモノの将軍様の状態、ああいうのを好む、というか、自分がそういうものに成りきってしまうおつむの病みを厨二病と呼ぶそうです」ふくちゃん
・・・・なんぎだのう、、と領主様
「脚下だな」俺
「いやでも!!」オタ
「ええ、使えるところも在りますね」福
「どこが?」領
「口上!」ヲタ
「「「脚下!!」」」
「戦闘描写で、途中の解説やら口上やらをすべて外して、テンポをホンモノらしくすれば、どうにか」福
「ほぼいみねーじゃん!!」ヲタ
「あのですね、、いちいち戦闘中に解説するアホウ居ません。」
「そりゃナレーターがだな、、」
「解説中戦闘止めるんですか?芝居中ですよ?」
・・・・・
「あと、自分の必殺技の解説をするアホウ居ません。百歩譲って相手が死んでいれば言ってもいいでしょう、でも闘う前にすべてバラすバカどこにいますか?」
「いや、お約束ってだな」
「アホーな約束ですね?でも、この話の中で敵はばらしていませんね?約束は?」
・・・・・敵はかっこよくないから、、、とつぶやくヲタ
まぁ、、なんだ、俺が最も強く言いたかったとこを言ってくれた福チャンありがとう!
「あと、これらの技、矛盾が多いんで、説明はしたら駄目ですね。魔法剣とかのあっさりした説明のみにしましょう」
「ええええええ!!それがカッコイイのに!!」
「暗黒剣なのに聖魔法どうやったら付与できるんだよ!!!好んで孤高になってるくせにハーレム目指すなよっつ!!あんだよ暗黒騎士のくせにハートが舞う剣ってよ!!まずあんで将軍の跡取り息子がいきなりダンジョン奥深くにすてれられてるんだよ!そここそ解説必要だろーがっつ!!」怒り心頭な俺
(だってまだ思いつかない、、、とつぶやくヲタ)
「まー、そんなトコあとでどうにでも作れるけど、、んじゃ、やった後で男の娘だった、って、どーたやってやったんだよっつ!!!」
俺魔法使いだから、、三十過ぎてDtだと、、、
「言い訳にならんっつ!!!」
「いや、そこらへん全部ボツだから、、落ち着いて、、」領主様
「えええ!重要なのにっつ!!」ヲタ
「「「ボツだっつ!!!」」」
登場人物の頭が疑われるのは、そういう設定、で済む。
が、
制作側の頭が疑われちゃー、二度目は閑古鳥しか来ないだろう。
「やっぱり、お主に・・」
「あの、博子には?」
「いや、、忙しそうで、、、」
「でも、やつにはいいと思いますよ?王妃様に言ってみてください、多分許可だすんじゃないでしょかね?」
そうかぁ?といいつつも、わかったと了承してくれた領主様。
次回二回目の会議は、ヲタ、博子、ふくちゃんの3人で書いた物で検討会をやろうということになった。
博子関連で王妃さまに言うので、次回は王妃様も参加するだろう、と領主様。
ちょっと嫌だけど、、しかたないかなぁ、、と諦めるガク。
博子がちゃんとハマってくれたらいいんだが、、、時代劇、殺陣シーン多し。いいとおもうんだけどなぁ、、
あ、
泉さんは強すぎるんで別次元だから無理、というのが領主様の見解。なので非参加。不ではなく非なのが、ぷw
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