第241話 後後116 サイカプZとふじことまた郎と食事の安全性
朝からサイカプZなどやっていたり大笑いしていたらもう昼である。
お腹減ったのでそのまま食堂でお昼に突入。
食い終わった頃、ブニー二が戻ってくる。
「すごいっすね、、サイカプZ、、」
と、神を見るような目でシューレを見るブニー二。
「崇めるが良い!」シューレ
ww
んじゃ、おまえ、ここのオーナーんとこ行って、お前の姿見せて、事の顛末を話して連れてこい。
とシューレに言いつけられ、喜んで奥に消えるブニー二。
食後の茶をすすりながら、、、
(あー、昨日の、街中のデブリンの喉に唐辛子汁流し込んだのって、この前フリだったんだなぁ、、)と思うガク。
(うむ、、だな。でも当の本人が計画してやったとは思えないな、、)泉さん
(ですねー、そこがシューレのシューレたるというか大精霊ってとこですかねぇ、、)
(ああ、流れを自分の天然で作っているんだろうなぁ、、)
恐るべし!!
少なくとも、昨日、いきなり喉に唐辛子汁を転送で打ち込まれたデブリンな連中は、”辛い初め”を終えた。唐辛子への最も強い抵抗は無くなっているはずなのだ。
”辛い初め”は、徐々にいくよりも、一気に10本くらいやるのが効果的。翌日の朝トイレにこもりっぱなしになるが、、試練だ!!
クチはすぐに慣れる、口は。
そうさな、、次なれるのは、胃。その次に腸。最後にケツ。
でも必ずいつかは慣れるので心配無用だ!!♪w
そうそう、薬物中毒の奴等に生唐辛子40本位ぶちこんで見たらどうだろう?
脳から変な汁でて、もう薬物程度じゃ収まらず、毎日唐辛子を丼で食う生活に成るんじゃないかな?w
いや、常習性、習慣性は皆無です。唐辛子!!
冷やっことかにかけないし!とんかつにかけないし!味噌汁にいれないし!!いれるんじゃねーよそこっつ!!
一部イサン人には何にでも粉系をかけてまっかっかにしないとうまそうに見えない、って奴がいるけどそれは特殊なんで放置でねがいすます。
なので、デブリンを治療するわ、薬物中毒のやつを薬物から解放するに助っ人するかも、だわ?、、な、生とんがらし。
ぽっけにしのばせ、日がなぼりぼりかじってりゃ、かなり早く痩せることができるだろうが一般人には向かない方法だ。
かといって、唐辛子に慣れた者にデブはいない。
ダブルバインドだねっつ!
そこでのサイカプZ。
宿の親父に説明するシューレ。ふしゅーふしゅーいいながら聞き入るおやじデブリン。
早速もうサイカプZをその場で半升飲んでいる。一気飲み!
うわ、、滝どころじゃないよね?体が溶けてない?このおっさん、、、
くらいに水分というか、脂分?がどーっと、出てきてますが、、、
「シューレさん?なんか、へんな魔術とか、掛けてない?サイカプZに?」ガク
「・・・・・・うん、やめる」
「今すぐ解除願います」ガク
*@¥2#$’’(」}ふ{{じP-~||k!!o!
おお!!あの関を切ったような脂分流出事故は収まった!!
体重半分ほどになり、それが一気に行われたんで気絶寸前だったおっさん、、
「ううう、、、、k,この、うrm,、効果、、よくわかりますた、、、おっりゃるろーり、、うちでちゅくりましゅ、、」がくり、、
このウラミ、とかいい掛けなかったか?また郎とかか?そういえば呪文にふじことか入ってたような、、、
(そっちじゃねーよ!)
おっさん瀕死なので、午後からブニー二をリーダーにしてサイカプZの作りからを教える。
で、「全てのデブリンを救え!」を合言葉に、貧乏人にはとても安く、金持ちにはとてもボッタで!を実践面で徹底させて、拡散始めるようにと。
「ああ、金持ち用な、、サイカプZXとか言う名前にして、ガラスの小瓶に入れろ。それを大瓶のZの数倍、少なくとも金貨一枚以上の値段で売れ。貴族用、富裕者用だと言ってな。」
ああなるほど!!うまいっすねぇ!!さっすが姉御!!と、ブニー二。
っすが大首領様である!!
数日後、ブニー二達の販売が旨く行き始め、その効果が見え始めた頃、大首領様御一行は次の町に旅立った。
ーー
全員飛行中である。隣の国との間の峠にある小さな街がおすすめだとブニー二は言ってた。
だが、誰も「何が」おすすめなのか、を聞いていなかったことに気がついていない。
「当機到着予定時刻はちょうどお昼です。到着地でお昼をお楽しみください。」とガクのアナウンスが飛行中隊に響き渡る。
眼下に広がるのは畑、牧場、だ。なかなかウマそうである。
きれいだなーとか、思わず、うまそうと思うのは、思考では無く衝動系だよなw魔獣かよ、、
まぁ「マテ」くらいできるか、、
お昼、、いい匂いが上空まで上がってる
「うん、なかなかうまそうだ」
主にお肉の焼ける匂い。
村全焼中とかではない。食事の支度の匂いだ。
昼からお肉とはなかなかやる村である。一応街と言われているけどちっさいので彼らの中では村認識になってしまっている。
で、中に降りたら、、
「あ、街だ、、」
石畳が敷き詰められた通り、路地から覗くと、路地も裏通りも石畳、、、
通りには店が、、そうおおくは無いが立ち並ぶ。屋台に毛が生えたのではない店らしい店。
うん、街、だな、と皆認識を改めた。よかったね峠の街!
峠なので、だいたい宿はある。ここも例外ではなく宿数軒。
いい匂いの屋台で串焼き買って、おすすめの美味しい宿を訊き、そこに行く。
「あ、ごめんなさい、満室です、、」
大首領様御一行は大人数だ。
見た目女2、男7だ。
他の美味しい宿を教えてもらって行く。
男たちは大部屋(雑魚寝部屋)、泉さんとシューレは小部屋1を確保できた。
「おいしい街への表街道なので、いつも混んでいるんです」とのことだ。
「この街も美味しいと聞いてきたんだが、、」
「・・・そうですね、、美味しいですよ?」
間があったのは、そのうち判明するだろう、、と、、怖いから聞かないのではない。
そのまま食堂に座り、各自違ったものを注文するようにとの大首領様の命令に従い、
ご、、はやめて、、山かけそば
ご、、ではなく、山鳥のステーキ、、定食で、、
ご、、ではなく、ふつーのもつ煮とごはんで、、
ご、、ではなく、、、ふつーのオムレツ、、、
ご、、ではなく、たぬきじrではなく、、、イノシシの串焼き定食
「このごぶまきって、なんですか?」(大田)
「ごぶりn「結構です。んじゃ、もんじゃ定食ください」
げ、、、もう残ったのって、ご、、、しかねーじゃん、、、シューレ様?・・・
「なんだ、チャレンジ精神無いなあ、、いいよ重複でも」シューレ許可出す
「やまかけ、うどんで」ガク
「俺はかけそばとイノシシの串焼きと冷酒」泉さん
「私は、、ご、、、、ではなくオムレツ」シューレ
皆、シューレを睨む!!!
・・・しかたなかろう、、
「でも、なんすか、このごぶかけ蕎麦って!」
「おう!ごぶのステーキとか!!」
「ゴブレツってもうなんだか!!!!」
「ゴブ汁っつ!!たぬき汁もまずいのにっつ!!」
「まぁ、、ごぶ巻よりましだろ?ムカッときたねー」
「ごぶでも煮込めばどうにかなるのかなぁ、、」
ねーよ、×皆
で、他の席を見渡すと、、
緑っぽい肉を食ってる人も少なくない、、、
「え?これ?最初はアレだけど、、慣れるとねぇ、、他の食えなくなって、、、」隣の席の、旅の商人風の人
「最初、、どうでした?」
「ああ、笑えるよな今思えば。数日下痢が止まらなくってねぇ、、勿論嘔吐もすごかったよ、、高熱もでて大変だったわー。」
中毒じゃん!!食中毒じゃん!!典型的な食中毒じゃんんっつ!!!!
「毒になれたら、結構その毒の中毒つまり常習性ができてしまうこともあるらしいなぁ」シューレ
・・・・・・・・・
「ねぇ?この街に、泊まるの?」俺
「他に行きたいよな?」援護射撃泉
「危険なのは、少し、、こまりますな、、農国の未来を担う若者たちを連れているので」ひとを引き合いに出すのがうまい世代っつ!!大田
「むっ、、面白そうだと思ったのに、、、」シューレ
「いや、シューレがゴブに染まってそんな料理を広め始めたら世界は滅ぶだろう?困るわ、、」泉さん
「確かに、、まぁ、、、んじゃ昼飯食べたら他に行こう」
ホッとした空気が流れた。
で、来ました料理
匂いで判るんだ、、ごぶ、が、はいっていると、、、、
とりあえず、そこの食堂の料理は全部ゴブ入りなんだな、名前にゴブが入っていないやつでも、、と思うことにして、、
金だけ払ってそのまま3つほど先の村の食堂の前に一同転移したシューレ。
流石に3つ離れれば、普通の、極普通の食い物だった。安心して皆食べられた。
「わかった、食い物は安全が一番なんだ!!」シューレ
なってみないとわからんよな、これだけは。
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