第227話 後後102 東の大陸視察1
とりあえず最も近くのデカイ街まで飛行したシューレ。
「さぶかったー、、、」と魔法使い達。
「若いのに何言ってんだ、鍛錬が全く足りてねーな?」と、子供(泉さん)が叱っています。
、、、おっさん、というか、、20超え少したつと(多分、もう半ばかな?)、寒さとか、子供のときより堪えるよね?
どっか宿に入りたいなー、風呂無いのかなー?と見渡しても、無気力そうな街である、ここも。
「シューレ、ここもだめなんじゃねーか?次だ次、なんかまともそうな街、ないのか?できれば風呂入りたいんだが、、」と注文する泉さん。
とーぜんだな、、連れてこられたんだ、少しはマシな待遇を要求する!!ぷw
ふむ、、といいながら、ほげっとするのは、遠視でいろいろ見回しているのだろう、、
あ、いや、、、ここも、、ほう、、まぁ、、「よし、なんかあったぞ?」シューレ
全然期待できない言い方なんだけど?
「めんどくさいんで、転移!!」
シュン!
一回で飛行はもう諦めたのかよ、、シューレ、、大聖霊様って、短気?
「おう、面白くねーことに関しては時間を掛けないんだ。」
何千年だか知らないけど、そんだけ生きているのにぃ??
「時間は無限じゃないぞ?」
とシューレに言われてもなぁ、、そんちょとかに言われるなら「ああ、もうすぐ墓場ですからね」と思って、説得力抜群なんだけど、、、
ーー次の街
あ、まとも、、、つうか、、普通。
「やっと、なんか人の世界って感じだな」泉さん
魔法使い達は、メシだの風呂だのと言っている。
「さほど臭くない、、」大田さん
確かに、、臭いひとの臭いが、それほどはしない?
ほら、冬の電車やバスの中って必ず濃かったよね?
夏でも朝夕はゲロ吐きそうだったけどw
よかった、普段は歩き通学だったから♪
ここはそこまでは無い、ほのかにする程度である。余裕で耐えられるw
で?
「うむ、ここ、銭湯あるぞ。」
おお!シューレ様!!
皆で拝む。
早速銭湯に行く。
銭が違うとか難癖つけるんで、シューレが魔法でなんかして「結構です、無料で入ってください」だって♪
この世界、どこでもおかねは硬貨だ。金、銀、銅、それぞれの含有量で、他国の硬貨との交換比率が来まる。
一般人でも商人ならその程度見分けが付くのが商人の条件でもある。
そのくらいさえできないのか?ここの者達は、、、
中には店員の質が悪く、売上させたくないために「使えません」とか言って売るのを拒否する欠陥店員もいるけど、この番台の親父は見るからにここの親父くさいんだが、、、
バカなのかな?
まあいいや、と風呂に入る、、、
「汚ねぇ、、」
銭湯はまず体を洗ってきれいにしてから湯船に入る。が、ここの奴等はお湯浴びてそのまま湯船に入ってから、出て体を洗っている。湯が汚れるわけだ、、、温泉みたいにドンドン湧いてるかけ流しなら、百歩譲ずってもいいけど、、ここ違うからね?。こいつら社会性ゼロ?
仕方がないんで俺らもそうする。
で、最後に水を何度も浴びて、キレイにして出てくる。
外で泉さんが待っていた。
「おう、、どーだった?」
つまり、、、
「おう、こっちも汚かったわ、、、」泉さん
・・・
シューレ、、大変だね、、こんなん貰ったんだ、、、
「・・・・・・・いらないかな?」シュ
「今更、大聖霊様がそれはないよね?」俺
「うん、ないわな?沽券にかかわるぞ?」泉さん
「・・・・・・・・」シューレ
「ま、ほかの国もあるだろう?」泉さん
「そうですね、他はここまでひどくは、、、多分、、、ほら、、攻国と他の周囲の国みたいに全く逆ほど違うってのもあるし、、」俺
少し期待し始めた様子のシューレ
で、次の町に転移してそこでメシにしてみようか?となった。
とにかくここは全く期待できないのだ。
燃やそうが消そうが何してもいんじゃね?
次の町、、はなんか粗暴なのばかりなのでそのままその次に、、といくつか続けていたら、
国境の街。
「ここが、この国の最後か。ここで、こいつらをどーするか、決まるな、、」と決めてしまうシューレ様♪
あ、だめな方だった、、
あそこで大人が集団で子供をぶん殴って蹴飛ばして、、
こっちではおっさんと若者が殴り合い、あ、若いのがナイフ出した、、あ、おっさんが酒瓶拾ってその瓶の尻を割った、、
道端は汚く、街が臭い、、
「次の国に行こうよ、、しゅーれー!!」と駄々をこねてみる
「ああ、いこう、、歩いて」
なんか国境検問所すぐそこに見えている。
通り越す時に「税金だ、有り金出せ」とか言われたんで、シューレ怒って、そこの兵隊達全員次の瞬時には炭になっていた。肉の焦げたくさい臭いすらしねぇほど完璧な、炭!w、、
「あれだ、、あの外来達は、ここに来るべきして来たんだなっ!!」大いに納得している泉さん
「類友ってやつですかー、そうですねぇ、、そのものだったんですねぇ、、おもしろい、大変おもしろい!」大田
「はやくまともなとこ生きたいでーす」と気の利いた文字を使う若手魔法使いら。
向こうの国境を入る時は、
「西の大陸から来た武国の者だ。この大陸を視察している。」と言ってしまうシューレ。
「はぁ、、そうですか、、どうぞ。」と通してくれた。
「なんかしたんすか?」俺
「いや?言ってみただけで、、なんかあったらしようとは思っていたけど、、、」
「こっちは期待できそうだな?」泉さん
中に歩いていきながら、振り返って少しこちら側の検問所を見ていると、結構止められて帰えされてる。かえれかえれ、しっしっ、みたいにやってる兵士たち。悪態たれながらであろう、なんか怒鳴って戻っていくおっさんやらチンピラっぽい顔の若い連中やら、、
ちゃんと相手を見てるんだ、俺らは入れていいと思われたんだなぁ、、、
「さっきの国も、攻国や西の国みたいに、、ごみため、だったんすかねぇ?」とシューレに聞いてみる。
ああ、あの説か、、とつぶやくシューレ
浸透してるんだ?
「まぁ、こっちの気配を見る限り、、それっぽいかもな。少なくともこっちはあっちほどではなさそうだぞ?」
確かに道端にゴミは溜まっていない。街が臭くない。もう暗くなってるけど、街は明るい、・・・つーか、「いい匂い、しない?」
「「「ああ、、」」」と反応多し
匂いをたどって、、宿屋の一階。
「ここにしょう」シューレ
大精霊が認めた宿屋!!
「あほう、、消去法かもな?」
いや、いきなり、、
でも入ると、結構多くの客。皿を見ると、皆それぞれ違った者を食べている。
結構なんでもいけそうですね?ここ。と泉さんに言ってみる。
「おう、それっぽいな、、酒も、いけそうだぞ?」
と、あっちのほうでうまそうな顔してチョコを煽ってるお方♪
ほうほう!♪
2卓陣取って、注文。
「ここ、何がオイシイの?」と聞いてみる。
「特にこれってのはないけど、、はずれはないわね」と若いおねーちゃん。
ほう、自身ありげな態度がいいですな!
シューレを見ると、壁にはっつけてあるメニューを見ている。
「あっちのはしから真ん中まで向こうのテーブルに、残りはこっちのテーブルに持ってきて。酒は、何がうまいのか?」シューレ、大人買いw
「大魔神が人気在るかな?、でも酒好きなら、小大人かな?」
ネーミングっつ!!!・・・まぁ、、うまかったら黙認かなー(中は?)
「んじゃあっちのテーブルには大魔神、こっちは小大人な、冷でいいので瓶一本ずつで、コップ人数分」シューレ
「あと、部屋あるか?」とついでに訊くシューレ
「・・・・大丈夫です、大部屋一つに小部屋一つでいいですか?大部屋なら男性全員いけますよ」
「ああ、んじゃそれでたのむ」
(すげーな?さすが旅慣れているな?)泉さん
(ええ、俺らの何万倍も旅してきてますからねぇ、、)俺
え?睨むとこですか??シューレさん?
結局、メシウマ!酒ウマ!小大人の方が美味いと思った。濃いけど、その濃さが旨く出ていた。
シューレも何口か飲んで、「うむ、、」とか言ってたしー!
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