第226話 後後101 (サワッディピーマイ!)シューレ大陸?
もし、いらないんだったら、この国、くれない?(シューレ)
は?
いや、違うな、、この東の大陸全部、くれない?だな。
いやいや、だな、じゃなくってね、、
おーい!!って、領主様、将軍様、王様を呼び止めるシューレ。
これこれこーで、、、
「うん、いんじゃないかな?平和になるだろう?」農国王様
「そうだな、異論はない」将軍様
「というわけだな」領主様
「・・・どー使う、とか、訊かないで、いいの?」俺
「「「・・・・・・・・・・・」」」
気づかなかったのかい、、
「大精霊様?一体、この大陸を、どー使うのでしょうか?よかったらお聞かせ願えればうれしいかな?とか、、」農国王様
「いやー、まだ何も考えていないなぁ、、でも悪いことには使わんぞ?勿論悪い個体が発生したときはその瞬間にそれを消し去るから、そういう意味では安心しろ?」
まぁそれなら、とか、だいじょーぶだね♪、とか、人間が支配するよりよほどいいだろ?とか、いろいろ肯定的意見がでましたw
で、俺ら一行とシューレは王都に向かう。
「なぜ転移を拒否するのだ?」シューレ。皆を転移で王都まで送ってやると言ってくれたが遠慮した。
「いや、使いたいですよ?でも途中がどーなってるのか、とかもちゃんと確認して、この国の現状がわかるんじゃないですか。」俺
まーそーだが、、と、一応納得?
そんでもシューレは馬車での景色などを楽しんでいた。最初は。
「秋田、、のほうが美しいな、、。飽きたよこの景色、、つまらん」駄々こねるシューレ
こんなキャラだったっけ?
ロボ以降、なんか崩れ始めていないか?
(元からです)
「んじゃ、シューレさん、あの戦車の下の車輪の部分ありましたよね?」大田氏
「ああ、あの変わったやつか?帯みたいのがある」シューレ
「ええ、そうです。この馬車の車輪の部分をあーゆーのに変えられます?軽いもので、じゃないと馬がへたばるんで」
・・・・・
「んー、こんな?」ぼふっ、、
木製、、
「とりあえず行ってみましょう」
大田御者台に上がる。
はいよおーーー!!
言いたかったんだろうなぁ、、
キュラキュラキュラ!!きゅきゅきゅきゅきゅごごごごごごごごごごごごーーーー
「おお!速い!速いぞっつ!!!これはすごい!!あーっはっはっはっはっはっは!!」
どっこーーーん!!
「おーい、、行きているかー、、」大田
「ガク、いきてますぅ、、」
「おう、俺も大丈夫だ、、」泉
「当然私は無傷」シューレ
唖然と周囲で見ている野上達。
「シューレさん、頑丈さが全然不足でしたね?」オタ
「・・すまんかった、、今度は強くする。」
「でも重くなったら不味いっすよ?」
「むづかしいな、、」
「軽くて強い金属とか無いんスカ?」
「あるにはあるが、、、まぁ、いいか、、、ほれ、、」しゅん!ぽんっ!!
銀ピカ?金色が少し混じっているような感じの、、でもうす青くも見える、
「カッコイイ、、、」俺
「ああ、、これは、、、」ヲタ
「おう、俺にもわかるぞ!」泉
野上達もうんうん尻尾を振っている。
怪我していた馬をシューレが治し、再出発。
はいよおーーーー!!
きゅらきゅらきゅきゅきゅきゅごごごごごごごーーーーーー!!!
「「「「・・・・・・・・・・・・・」」」」
半時ほど後
「ダイジョブかな?」
「まあ、、多分、、」
「うん、この速さくらいなら大丈夫なのかな?」
「・・・・・」
後ろを見ると、なんかどっかの映画で見た機甲師団が砂漠を全速で疾走しているときの後ろみたいな感じになっていた。
後ろ、もし誰かなんか居たら、大迷惑www
「しっかし魔法って便利だなぁ、、、」俺
「だな、、でも、量産を続ける、ってのができないわな、、」泉
「そーだぞ。だからこそ、私は皆に教えているんだ。親から子へ、料理はそう受け継がれていくだろう?拡散するしな。」
「そうですねぇ、料理は誰にでも必要だから、、」大田
ちなみに、もう大丈夫かな?となって御者は人狼の一人に代わってもらっていた。
「妖精って、力が強すぎるから、余計なことしたらまずいんで、食事系のみ興味をしめすようになったのか?」泉
「ほう、よくわかったな。多分そーなんじゃないか?っ昔言われていたな」シューレ
奥が深いようなそーでもないよーな、、、
だって大精霊になっちゃうとその縛り取れちゃって、、、危険だし??
北部の山が結構大きく見えてくるようになった。
それまで村が多かったが、小さな町っぽいのに変わってきている。
村だろうが町だろうが活気は無い。無いったら無いくらいに無い。
まぁ、シューレが支配するようになったら、かなり良くなるだろう。なにせ食の神様並だからな。
美味いもの毎日くって不幸だと思うやつはいまい。
それでも我儘いう奴いるなら、消すぞ?
と、隣で俺の心を読んで、ぼそっとつぶやくシューレ。さすがである!!!ww
シューレがなんか馬の疲れを取っているのかなんかの、魔法をかけながら、そんで走り続けているおんまさん、、
「馬、ダイジョブなんすか?いきなり死んだりしないすか?」と訊く
「まぁ大丈夫だろう、基本の体力をすんげー上げているんだ。彼らには歩いている感じくらいにしか感じないだろう」
とシューレ、、
まぁ、、そんなら、、、って、そういうの人にかけたら危険すぎるよね、、やらないだろうけど、、やったら怖すぎ、、恐怖の大魔王になっちゃうお?暗黒大陸になっちゃうよ?
「やらねーよ、、まったくひと(ひとではありません)を何だと思ってんだか、、」シューレ
車窓から見える畑はどんどん悪くなっていっている。
あれだ、これが鉱山とか工場の影響かね?
というか、、こんな作物くってちゃ、、生き物もおかしくならねーか?
最初のほうでは、馬車が走りすぎるとそれなりに村人など振り返ったりの反応が普通にあった。
けど、ここら辺になると、そういうのは見られず、、、
「廃人・・」俺はおわずつぶやく
ああ、と大田さん
「どーにもならんな」シューレ
手の打ち様が無いということか
程なく王都に着いた。
「時速100キロ以上でしたね、この道で、、」大田さん感心している。
WRCの狂気走りだと、この道なら180とか出すんじゃねーかな?
Rのデカイコーナーを140とかで抜けてくもんな、、、プロとかそーゆーんの斜め上で、キチ**じゃないとそんなんできないw
でも無限軌道で100巡航ってのも、、、アレだと言える
そうこうしているうちに、王宮らしきゴミ屋敷、、、というか、スクラップ屋さん?
「かなり試行錯誤して、戦車や潜水艦(潜れないけどw)とか車とか作ったみたいですねぇ、、」
ごみ(スクラップ)から、そういうのが見て取れる。
「転送!」
とシューレが言うと、
オタ配下の若手魔法使い集団とロボ一式100体が、城を踏み潰して現れた。
容赦ネーナ、、
「ロボ、、全ての工場を魔法で処理しろ。」とシューレが命令、ま”と返事した100体は飛んで散って行った。
「工員達は?」
一応訊く俺。
「・・かわいそうだが、もう彼らを治す手立てはないんだ、、、」
うん、訊いてごめん、、
まぁ、よいわ、、
その後、汚れた大地に継続回復をかけ、地道に少しづつ良くなっていくようにし、汚れた川の水や地下水は全てロボがまずウンチに変えてから消し去った。
「うん、まずウンチにかえる必要が在るのだ、一気に消すことは無理」
どういう仕組みなのか、別に知りたいとも思わんけど、、、、
まぁ、、シューレ大陸だから、、ベストな方向でやってるんでしょう、、
「ざっと、この国を見たが、、8割は、だめだな、、あれだ、マシな、まともな者達を海に捨てたんじゃないかな?奴等」
「「「なるほど、、」」」
小うるさい邪魔者を捨てたってか、、
シューレは鉱山を閉鎖し、鉱山からの汚染が拡大しないようにした。
そして、
「お前ら見習って、少しこの大陸を見てくる。」といい出した。
「儂もつれてっておくんなせい!」大田
「我らもお供いたしましましたいでござんす!」と若手魔法使い一団
どっからどうなったらそういう言い回しを覚えてくるのか、、まぁ元凶大田さんだろうけど、、
「・・・・んじゃ、、一ヶ月で強行視察、するが、、いいか?飛んで、飛行で見て回るからな?」
「ガッテン承知!」一同
んじゃがんばってねー、と俺と泉さんと野上隊。
「・・・・・・おい、、お前らがこなけりゃ、面白くないだろう?」シューレ
何言い出すんだろうこいつ?
「えっと、ボク達私達は皆さんとの一緒の行動で成長しました。今後それをいかして皆さんと別々の道を歩きますが、がんばります!!
とっとと国に帰ってモフりまくってぐっすり寝ていい夢みたいんだよ?」俺
「ほう、、残念だな、お前たちの国の食の改善が、中途半端に終わりそうだな?」
クッ、、、そこに気付いたか、、、
今までおもしれーとか言ったくせに、もっとおもしろそうなモノができたとたんに、、、
「仕方がない、一ヶ月だけだぞ?」泉さん
「うむ!では行くぞ!!」
団体さんが集団で空飛んでいく図。馬車も一緒にwなかなかシュールである。
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