第137話 後後12 軍事同盟と離宮
俺らはメイドさんに番茶を頼んで、大皿小皿を貰って、王様の前に菓子を並べた。
俺らの顔でなにかわかったのだろう、王様も何も聞いてこないし、下手なギャグも言ってい来ない。
うまいな、とか、これはいまいち、とか言いながら、おとなしく3人で、もくもくといった体で菓子を食った。
「・・王様よ、俺ら、うちの連中が来るまで滞在させてもらうわ。」
まじめかつあまり表情無い顔で泉さん
「うむ、、悪いな、、」
「いや、、いままで、一人でよく頑張ったもんだ、、」
「・・・いや、、ひとり、では、ないんだけどね、、」王
「「は?」」
だって、あいつら、、
「いや、、最重要の海側に信頼できる有能なのにまかせているから、、彼だけは、まぁ任せられるから?」
・・・俺らの気持ちを返せよ、、、つか、、ぐーでなぐっていいですか?もう側近とかかまわんから!
「んじゃ、俺ら、明日出発するわ!」泉さん
むっちゃ怒った泉さんww
「ごめん!たぁのぉむぅよぉおおおおお!!!」王
・・・・
「まぁ、、ここじゃ大変だってのはわかったから、、まぁいいわ、、吐いた言葉はなるべく撤回したくないしな、、なるべく、な。」泉さん
「おんびんに、、よろしく、、」王
翌日、商会に行って「部隊を大至急寄越してください!あと、軍事同盟も視野に入れてほしい」と連絡を入れてもらった。
その翌日商会の者が来て、「軍事同盟は本気か?と訊いてきたと」
泉さんが王に確認。王は可能なら同盟したいと。
その翌日、商会内に人が跳べる程度の簡易転移陣ができた。
手紙の転移魔法で、折りたたんだ紙に書いた転移陣で魔法使いがこっちに来て、商会に転移陣を作ったのだそうだ。
それからまず武国王都から福田さんが来て、王の側近と打ち合わせし、内容を決めた。
その翌日、武国将軍が転移してきて王と会談、その後軍事・経済同盟締結。武国側から先に農国にも通達して、いらぬ疑惑を起こさないようにした。北には農国が通達するとの事であった。
同盟締結後、大きめの転移陣が軍の訓練場端に作られた。
武国いずみ村部隊が送られてきた。
また。日のいずる国の人狼兵の精鋭達は武国小館村に送られた。基礎教育の後、村で実戦訓練、その後領都での警備を実践して内容を覚える。それらを習得し次第、帰国できるとした。
武国将軍は日のいずる国国王をなんか気に入ったらしく、
「お互いの国に離宮を作らんか?」とか言い出し、日のいずる国王が拒否するわけもなく、、
で、
将軍曰く
「なんか、おまえら二人合わせあような人物だな、あの王」
だそーだ。
あー、なんか他人に思えないのは、そーいうことだったのか、、と納得。
で、あとを福田さんといずみ隊隊長にまかせて、俺らは旅を続けることにした。
「ううう、、お主たちには苦労かけたねぇ、、」王
「おとっつぁん、それは言わない約束でしょ!」俺
2人でサムズUP!!
「まぁ、、転移陣作ってもらったし、うちの術者を双方においたんで、いくらでも使いたい放題なんだ、いつでもこっちにきたり、武国にイケるんでな、、2人は、いつごろ国に戻る予定なんだい?」王
「・・・どうだろ?」俺
「・・・・うーん、、、夏?に、帰れたらいいかな?、、まぁ、、西の国への遠征には参加するんでな、それまでには!」泉さん
「うん、うちからも、、」
「「むりしなくていーから!!」」
・・・・・・・
「んじゃ、私一人でも、、」王
「「・・・・・・・いんじゃね?、、」」
「いやいやいやいや、でもでも、まずいっしょ!!軍出さずに王様だけ、、?」俺
「まぁ、、でも戦力になるの、王様だけだしなぁ、、。ここの兵士送ってみろよ、、全滅するぜ?きっと」
まーそーだろーなー、、、
「ま、それまでになんか考えてみるよ」王
なんかだしてきそうだな?(泉さん)
ええ、きっとなんかやってきますよ、(俺)
その、王宮で王に別れを告げ、俺達は東に向かう馬車に乗るために停車場に向かった。
「え?無いの?、、廃止?」
馬車は御者の持ち物。あまりに客が居ないと暮らせないんで他に移ってしまう。つまり路線廃止。
廃止って、よほどでないと無い。半数が獣人で自分で走る、ってのと、国が小さいんであまり他所に行かない?のかな?。
しかたなので、馬買って乗っていくことにした。
歩くってのも時間を無駄に使ってしまうんで、しかたないよなぁ、、乗馬好きじゃないけど・・
その日は東門の近くに宿をとって、馬を見に行って、良いのがいたので買った。馬具も中古で。
「まぁ、馬ならば荷物を少し多めに出来るからな!」
嬉しそーだな、、
「俺うまくないんで速くいけないっすからね!!」釘を刺す。
「あー、わかったわかった、すぐ慣れっから!!」
こいっつ!!!
先行き少し不安
あ、、ボケツッコミの大会、忘れていたわ、、、www
ま、自分でできるでしょ!
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