やじ

藤村 「声出していこうぜーっ!」


吉川 「おーっ!」


藤村 「ピッチャービビってる。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「ピッチャービビってる。ヘイヘイヘイ♪」


藤村 「キャッチャー太ってる。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「いや、そういうい肉体的欠陥は、どうかと」


藤村 「キャッチャー湿ってる。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「そうかも知れないけど! 陰湿だなぁ」


藤村 「センター母子家庭。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「そういうこと言ってやるなよ」


藤村 「バッターさぼってる。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「ダメじゃん! 味方じゃん!」


藤村 「サッカー流行ってる。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「いや、野球部でしょ? 寂しいこと言うなよ」


藤村 「ベッカムも蹴ってる。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「どんどん離れていく。サッカーやりたいのか?」


藤村 「ちょっとは思ってる。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「やりたいんだ……。素直な人だなぁ」


藤村 「セックス憧れる。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「ストレートだ! ものすごいストレートな思春期!」


藤村 「ベッドに連れてって。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「俺!? 俺がするの? なにを!?」


藤村 「エッチなことしてよ。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「しないよっ! こう見えても純情派だよ!」


藤村 「こっそりさわってた。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「さわってない! 人を痴漢呼ばわりするな。冤罪だ!」


藤村 「ショックでしぼんでる。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「何がだ! 何がしぼんでるんだ!」


藤村 「結構しみったれ。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「何でそんなことお前に言われなきゃいけないんだ」


藤村 「ドッキリ大成功。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「なんの? 何のドッキリなの? 心のドッキリ?」


藤村 「しょっぱい思い出さ。ヘイヘイヘイ♪」


吉川 「なに、綺麗にまとめようとしてんだ。フザケンナよ、コラ!」


藤村 「さっきはゴメンナサイ。ヘイヘイヘイ♪」



暗転



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