世界が終焉から再生へ

@noriko0530

1話 終焉

彼は1人の研究者だった。

昼間なのに薄暗くて肌寒い、もう秋になり

かけていた、ボロい倉庫の一角で

彼、直太朗は。ビーカーを手にしていた。


「・・・これで・・この世界が救われるなら・・禁断の薬を・・・卵に打つしかない」


ここは発展しすぎた未来の日本。

好き勝手にやる政治家に、逆らうことを知らない一般市民が大戦争を起こした末路。


日本の人々は、もう他人と関わることをやめ静寂な国になった。


コミュニケーションが取れなくなった日本人はただただ、死を待つばかりの人生になり

日本人の人口は残り100人ほどになっていた。



前向きにすらなることを忘れた日本人

その中でも、この研究者だけは違っていたようだ。


「明るい日本に戻すんだ」


禁断の薬



V2000


日本が終わろうしてる今を、一刻も

早く助けたい。



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