2020/11/26『生力皆無』

 やっとこさ考査が終わり、ここ二週間ずっと身体を鞭打ってきた反動がどっと来た。

 帰宅しては寝、夕飯を食べては寝、風呂で寝、着替えては勉強も何もせずそのまま寝。そして翌朝、若干の吐き気と共に覚醒する。

 どうやら人間という生き物は、疲労がキャパオーバーを迎えると自動的にスリープモードへと移行するらしい。バッテリーが切れると物言わぬコバルトと化すスマホのように。

 しかしそんな死人も同然の生活を送っている合間にも、時は否応なく流れ続ける。

 古人曰く、光陰矢の如し。また、歳月人を待たずとも。

 故にこそ、このまま惰性で残り僅かな今年を過ごす訳には行くまい。

 僅かでも価値のある年の暮れであったと後に思えるよう、堕落を自戒し精一杯に励んでいきたい。

 

 

 


 小説、なんだけど。

 若干拙くても粗削りでも、とにかく書きまくって投稿チャレンジして読み手の反応や批評から学ぶべきなのか。

 しっかりとプロットを立て、己が満足するまで試行錯誤して、公に出すに相応しいものを作り上げて投稿していくべきなのか。

 悩む。


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