2020/10/26『誤読防止講話』
小説を読んでいる時、たまに
「あれ、これなんて読むんだろう」
という状況に陥ることって往々にしてあると思うんですよ。んで、
「まあ部首があれだし多分こう読むだろ」
みたいな感じで適当に読みを推測して、そのまま読み進めてしまう。
その都度調べるなら話は別ですが、わざわざ頁を捲る手を止めてまでしようとは思わない訳です。
そして間違った読みで覚えてしまい、後々になって恥をかく羽目になります。
ルビを振ってくれればまだ良いのですが、
「これくらい読めるだろ」
みたいな挑戦的な著者も多い世知辛い世の中なので、難読漢字にルビ振ってくれないことの方がぶっちゃけ多いんですよね。
それを防止するべく、再確認の意味も込めて自分が最近まで誤読していた漢字を挙げていこう、というのが今回の話題です。
読めれば読んでみて下さい。
ではGO。
『黎明』。夜明け、転じて何かの始まりを意味する熟語です。『黎明期』などとつかわれることが多いですね。黎の字をこの熟語以外で見かけないのでフツーに誤読してました。
『追従』。媚びへつらうこと。また、その言動を指します。無論そのまま読んではいけません。
『坩堝』。種々のものが混じり合っている状態や場所。常識的に考えて読めない。いくら僕の常識と一般常識が乖離していようとこれは読めない。読めたら凄いわ。
『詰る』。悪い点、不満な点をことさら取りたてて責めて問い詰めるの意。つめるではありません。何るでしょうか。
『拠所無い』。そうするより仕方がない、読むを得ないの意。初めてこの言葉にこの読みを付けた人間は控えめに申し上げて頭がおかしいとしか思えない。
読めましたか? 全部読めたら尊敬しますよ。いやマジで。
このご時世、漢字なんて書けなくても読めればOKなので読みだけでもしっかり記憶しておくことをオススメします。
恥をかきたくなければね。
こたえ。
読めるかァ!
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