2020/08/30『安倍さんお疲れさん』
一昨日安倍首相が辞任を正式表明した。その決断に踏み込んだ理由の一つが持病の悪化だとか。詳細は存じ上げないけれど。何はともあれ、約七年間お疲れ様でした。政治・経済については門外漢ゆえ、安倍首相のレガシーやら次期首相やら具に語るつもりはない。社会的知識の乏しい僕が口にできるのは、せいぜい労いの言葉くらいのものだろうし。
そういう意味では、報道番組で流れた街頭インタビューはあまり気分の良いものではなかったように思う。そんな考えを抱いていたのはどうやら自分だけではなかったようで、本日の授業の与太話で、とある教師が街頭インタビューについて触れた。
「誰も彼も文句や不安など自己主張ばっかりで、お疲れ様の一つも口にしようとしない」
思わず頷いた。安倍首相の活躍や功績がどうだったとか、辞任するタイミングがどうだとか、そんなことを言う前に、まずは約七年間に渡り首相として国を支え続けた安倍首相を労うべきではあるまいか。重篤な持病まで抱え、コロナという厄災に見舞われながらも最後まで奮起した安倍首相を批判するのはあまりに非情ではあるまいか、と。
しかし私情を挟めばまた批判の対象になるのだから、まったく厄介なものである。政治家だって、政治家である前に人間なのに。
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