2020/08/28『デジャヴとジャメヴ』
小説を読んでいたら、この二単語が会話の中に登場した。デジャヴはよく創作物や日常でも触れる機会の多い言葉だが、ジャメヴというのは中々聞き慣れない。どうやら作中の説明によると、デジャヴが「未経験なのに経験済のように感じる」のに対し、ジャメヴは「経験済なのに初体験のように感じる」ことらしい。ルビを降るなら
……しかし、そうか。考えてみれば、「(経験済であるという事実を忘却しているが故に)未経験なのに経験済のように感じる」デジャヴは分からなくもないが、「(経験済であることを自認した上で)経験済なのに初体験のように感じる」ジャメヴというのは、正直理解に苦しむ。頭がこんがらがってきた。一体どんな感覚なのだろうか。経験済なのに初体験とは。やはりこのような不可思議な現象は、陥った当人にしか分からないのかもしれない。僕もデジャヴを感じることは稀にあるけれどジャメヴはないので。
結局ジャメヴって何なんだァァァァァ。
と、こんな具合に軽々しく300字を上回る時があるが大目に見てくれると助かる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます