第4話
音すら置き去りにする一線は私の首を見事に切りとった
だが私は体内に眠る自然治癒力を爆発的に高め瞬く間に首の切断面をつなげた
「変な人」
幼女はその一言だけ言って立ち去っていった
私は先ほどの美しき一線を思い出しその美しさに浸っていた
「おいにいちゃん大丈夫か」
誰か声をかけて来たみたいだ
振り向くと同時に声を蹴けて来た男は私の顔面を殴って来た
私はそれをかわしつつ彼の心臓を握り潰した
そして私の心臓は握り潰れていた
私は死んだ
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