2度目の人生楽しみます!

marionet

第1話

(ドォォーーン)

気付いたら宙を舞っていた。


僕の名前は斉藤孝。年齢は今年で30になる。

もちのロンで彼女いない歴=年齢だ。

だが、女友達がいないわけでは無い。・・・何故、彼女がいないかって??それは僕にも分からない。


一緒に居て落ち着くし、相談乗ってもらえるし、話も面白いって言われる。だけど、付き合うとなるとなんか足りないって言われる。。


そーなのだ。


僕の人生は、今まで会う人会う人に足りないって言われ続けた人生だった。親にさえ、孝は何かが足りないのよね〜って笑われながら言われてきた。

だが、それも終わりだ。


え?何故かって??

そりゃー、勿論、転生するからだ。


そー、僕は死んだのだ。

死因は、トラックに跳ねられそうになりビックリして心臓が止まってしまったのだ。


え、轢かれてないの?


そう、今、流行りの異世界転生など

女の子を通り魔から助けようとして刺されてしまったり、働きすぎて過労で死んでしまったり、居眠り運転していた車に轢かれてしまったりしていただろう。


何故、僕が転生する事になったかって??


気になるよね?気になるよね???


ズバリ、その理由は、、、、


(シーーーン)


あれ、神様??かーみーさーまー??


うおっと、なんじゃっ!

あ、君の転生理由だっけか??

それはじゃな、、、イライラして下に向かって叫んだらたまたま君がいての〜、


えっ?どーゆーことですか?

まさか、その声にビックリして心臓がとまったのですか!?


まぁ、その〜なんじゃ、、悪かったと思ってる。


目に涙が溜まり、細かく震え、たまに、上を向いたと思ったら目を瞑りの繰り返しだ。

若干だが、顔も赤くなってきている。


ま、終わった事だし、神様だってこんなに反省してるんだから許してあげよう。


かみ『ハ、ハッ、ハッックションン』さま?


すまんすまん。

さっきから、くしゃみを我慢するのに必死だったわい。


(ジーー)

反省したんじゃ無いのかよっっっ!


この神様、なんか残念だな。


残念じゃないわ!!!!!


うっわ!ビックリした!!

あれ、、ん??

いま、声にでてました??


私は神だぞ。

君の心の声も聞こえるぞい。


それでじゃ、君はこれからどうしたい??


え、いきなりなんですか??

僕は、死んでしまったんですよね??


そうじゃ


じゃー、天国に行くか地獄に行くかを決めるんですか??


いや、違うぞ。

君には、もう一度赤ちゃんからやり直してもらおうと思っとるのじゃ。


えっ?キターーーーー!!!!!

それって異世界転生じゃないっすか!!!


そーじゃな。

君の世界では流行っとるとはずだと思って、提案したのじゃよ。


あ、あのー神様?

もしかして、魔法とか使えたりしますか?


使えるぞ。


よっしゃぁぁ!!!!

叫ばずにはいられなかった。

今だから言える話だが、思春期真っ盛りの時は、ゲームや漫画で、使ってる魔法の呪文とか小さい声で唱えたりしてたぐらいだ。


おっ、君は魔法が好きのようじゃな。

そんなに好きなら、スキルを授けよう。


おぉ〜、神様の太っ腹!!!!

で、で、で、他には何のスキルくれるんですか!


(そんな、眩しい笑顔で見られたらいっぱいあげたくなってしまう。)


そーじゃのー?

コレとコレとコレと、、、、アレもあげちゃえ!


え、何のスキルくれたんですかー?


すまんのー。

天界では、見ることが出来ないのじゃ。

転生する事が出来たら確認してほしいのじゃ。


分かりました。

それでは、行ってきます!


あっ、ちょ、待つのじゃ!

最後に、儂の加護をやろう。鑑定で確認するのじゃぞ。


それでは、改めて行ってきます。

新しい人生は精一杯楽しんで生きたいとおもいます。


そーじゃのー。気をつけていくのじゃぞ。

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