第21話 豪邸
わたしの父の実家は家の建っている庭に下の河原に続く階段がある。
そのいつも以上に長い石の階段を下っていくと畑のあるはずの場所には大きなお風呂屋さんがあった。
ただお風呂に入れるというわけではなく、水着で段々畑のようになった温水プールにつかりながら
遊んだり泳いだりもできる場所だった。
そこでは自分含めた顔の知らない親戚がたくさんいて
その施設は自分の家だという事が分かった。
段々畑の温水プールには外との仕切りがなく、目の前には芝生が一面に広がっていた。
わたしは叔父のような人と一緒に芝生に降りると
「ここの暮らしはどうかな?」と聞かれた。
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