第9話 買い物
わたしは見知らぬショッピングモールに来ていた。
雰囲気は海外のスーパーだった。
立体感はあるのに板にリアルな絵が描いてあるような…
そこはかとなくハリボテ感。
わたしはカートまでひいて買い物をしているはずなのに何も買うつもりがない。
しばらく同じところを行ったり来たりしているとだんだんとサイドの棚が大きくなってきている。
それと同時に自分が縮んでいる感覚もある。
スーパーのつるつるした床が斜めに傾いて坂道になる。
必死になってカートが転ばないようにするが
自分がどんどん小さくなっていってカートに手が届かなくなった。
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