幼馴染に振られて陰キャになったらモテ始めた

ペラルーノ

プロローグ

 中学の卒業式が終わり俺たち卒業生が帰り始めた頃。俺、橘慶太たちばなけいたは幼馴染である楠木沙耶くすのきさやに告白をした。


「楠木沙耶さんずっと好きでした! 付き合ってください!」


「ハァ!? なんであんたなんかと付き合わなきゃいけないの? それぐらいなら死ぬわ!」


「俺と付き合うくらいなら死ぬって……、それほど嫌いだったのか。

 ……だったらもう、お前とは関わらねえよ」


 そう言い残し、俺は泣きそうになるのを抑えながらその場を離れた……。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る