――5.アスカの事情
集合住宅が立ち並ぶ閑静な住宅街の中で、京平はビルを見上げていた。それは付近に立ち並ぶ建物の中でもひと際新しく、区画も多めに占有している。テナントには薬局や、小さな会社の事務所などが入っているようだ。
外壁もまだ新しく、築年数も浅い。近年、建て替えたのだろう。しかし――
「……ジャボー、これって
『さすがにここまで変わってしまっていては難しいであろうな』
それはそうだよな、と京平は納得した。建て替わる前、ここに建っていたビルこそが、神泉の遺体と被害者のDNAが一致したという2011年の殺人事件現場なのだ。現場はビルの三階だったはずだが、ビルごと取り壊されていたら
京平はきょろきょろと辺りを見回した。平日の昼間でもあり、人通りは少なかった。いたとしてもオフィスに出入りする人々か、または近隣に住む住民たちだ。
『ここでなにを探すのかね、少年?』
「そうだな……まあ、十年前の事件についてなんだけど」
京平は再び、ビルを見上げる。どうやら、フロアは全てテナントで埋まっているらしい。いわゆる事故物件であるはずだが、建て替えによりその影響はもうないのだろう。
「……被害者や加害者じゃなく、ビルの方に興味があったんだよなあ」
まあ、それでもとりあえず――と、京平はビルの裏手に回ってみた。通用口にも警備システムが導入されており、中に入るにはセキュリティ・カードが必要なようだ。事前に調べてみたところでは、このビルの所有者はどうも、都内の財閥系大手不動産業者らしい。駐輪場と、ゴミ置き場らしき場所もあるが、特に珍しい「色」が見えるわけでもなかった。
『中に入ってみるかね?』
「まあ、入れなくはないだろうけど……あんまり意味はなさそうかなあ」
京平はビルの裏手の路地に目をやった。細く、まっすぐに伸びた小路が素っ気ない一点透視図を構成し、その上に空が覆いかぶさっている。そろそろ時刻は夕暮れ近い。
「……ちょっと、そこのあんた」
と、逆方向から声をかけられ、京平は振り返る。そこには小柄な中年の女が立っていた。
「このビルになんか用?」
女は顔の皴を深くしながら、京平をじろじろと見た。京平は頭の中で、ジャボーに話しかける。
『……特に思想や意図のある女ではない。ただの野次馬であろうな』
「そうか」
ジャボーが言うことに、京平は頷いた。女は納得顔の京平を訝りながら、口を開く。
「もしかして、あんたもあれかい? マニアの人かい?」
「マニア?」
京平が問い返すと、女はまるで責め立てるようあ口ぶりで話し始める。
「最近このあたりによく来るんだよ。あれ、事故物件だか、怪談だかのマニアなんだろ? このビルの写真撮っていったりね。ここの人たちも困ってるんだから」
「へえ、そうなんだ」
まさかそんなことになっているとは知らなかった。マニアの行動力というのはまったく、侮れない。
「そうなんだじゃないよ、ネットで話題なんだろ? ほんとこれだからオタクってのは……」
ぶつぶつとまくし立てる女の顔に浮かぶ色を、京平は見て取った。どちらかというと、この女は本気で怒っているわけでなく、誰かへの非難を種にあれこれ言いたいタイプだ。
「おばさん、ここに昔から住んでるの? それならそういう人は迷惑だろうね」
京平がそう水を向けると、女は「そう、そうなのよお」と応じ、勝手に話をし始めた。話ができればそれでいいのだろう。
女の話を聞いていると、そうしたマニアたちは写真を撮っていくだけで、住民に具体的な迷惑をかけているわけでもないようだ。まあ、あまり褒められた行為ではないかもしれないが、どちらかといえば、自分たちの理解できない人間が近くにいることへの嫌悪感の方をこの女は感じているのだろう。
「……まあでもねえ、それでもこのビルが建て替わる前よりはマシなんだけどね。変な宗教が居座るよりはね」
「宗教?」
女が何気なく言った言葉が、京平の注意を惹いた。
「なにそれ。前のビルってそうだったの?」
「あら、知らないのかい? マニアなのに」
マニアと言われたことについては特に否定せず、京平は頷いた。女はどことなく、得意気な顔になって話しだす。
「建て替わる前のビルはね、宗教団体が所有してたのよ。『大紋道』とか言ったかね」
「大紋道……?」
「ここの他にも、ここら辺にいくつも不動産を持っててね、この辺りには信者だかっていう気持ち悪いのがよくうろうろしてたんだよ。まあ、それに比べれば今なんかスッキリとしたもんかもねえ」
ふうん、と京平は唸る。
「その宗教はどこ行っちゃったの?」
「それがほれ、十年前の例の事件よ。ここにあったビルで起きた殺人事件」
女は大げさに手を振り、言う。
「自分たちの所有するビルで殺人事件が起きたってんで、警察にも睨まれてね……信者も離れてって、そのあと解散したんだって話でね」
そして女はビルを見上げた。
「そんな事件が起きたんじゃ、この土地も周りも嫌だろう? 区としても困るってんで、大手企業に働きかけて土地を買収してね、それでこのビルが建ったっていうわけさ」
「なるほどねえ」
どうりで――と京平は考えた。どうも違和感があったのだ。雑居ビルの空きテナントなんて普通は入れないだろうし、殺害現場として選びやすい場所だとも思えない。だとすれば――
「ほんとにねえ、ああ気持ち悪い」
お喋りに満足したのかしないのか、なおもぶつぶつ言いながら女は立ち去っていった。それに手を振って見送り、京平はビルの裏手の片隅を見る。
「どう思う?」
そこに座り込んでいるジャボーに、京平は声をかけた。ジャボーは口元に笑みを浮かべて応じる。
『まだ断定はできぬのではないかな?』
京平は鼻を鳴らした。
「悪魔の癖に慎重なんだな」
いずれにしろ、調べてみる価値はある。京平はスマートフォンを取り出した。レイに向かってメッセージを送る。
「……さて、せっかく駒込まで来たし、なんか甘いものでも食べてくか」
ジャボーが渋い顔をするのにも構わず、京平は歩き出した。
* * *
「大紋道……?」
女子トイレの洗面所で、レイは京平から届いたメッセージを見た。しかし、この内容は――レイは首を傾げる。
「おつかれさまー」
ミナミが入って来て、化粧を直し始めたところへ、レイは声をかける。
「ミナミさん、あの……アスカさんのことなんだけど」
「……え? なに?」
ミナミが振り向き、表情を曇らせた。レイは一瞬、どうしようか迷ったが、続けて尋ねる。
「宗教とか、やってたって話、知らない?」
「宗教? うーん、わかんないけど……」
ミナミは鏡に向き直り、化粧直しを続けた。
「不安定な子だったけど、そういうタイプじゃなかった気がするなあ。九岡さんに聞いた方が知ってるんじゃない」
レイは「そっか」と答え、京平からのメッセージを閉じた。続けて別のメッセージを開く。先日敦子から届いたメッセージだ。
『いろいろご迷惑をおかけしていてすいません。もうあの事件のことは忘れようかと思います。きっと勘違いなのでしょう』
――結局、このメッセージにはまだ返信をしていなかった。そうですか、というのも冷たいし、かといって引き留めるのもおかしな話だ。もともとメール無精な性格のレイに、この対応は悩ましかった。
とりあえず、またもや返信を保留してレイはスマートフォンを仕舞い、洗面所からフロアに戻る。
「あ、レイさん次カウンター5番入って。指名だよ」
「はーい」
男性スタッフに指示された客のところへ出る前に、レイは意識して笑顔を作った。指名ということは顔なじみの客だろうが、そこはそれ、一応お金をもらっている側としての意識というものだ。
「お待たせしました、レイです……」
笑顔で客の前に出て、その顔を確認する――と、その瞬間にレイは凍り付いた。
「やっほー、来たよ!」
そこに座っていたのは、この前の愛河会のパーティでレイに付きまとっていた、あの男だった。
「あ、どうも……」
思わず引き攣った顔になりながらも、レイは男におしぼりを渡し、ドリンクの注文を聞く。まさか、ここまで来るとは思わなかった――連絡先を教えなかったとはいえ、勤務先の口を滑らせたのは迂闊だった。
レイは男にウーロンハイを出しながら、声を落として言う。
「……言っとくけど、ここの店でビジネスの話とか、ダメですからね? ここのオーナー、そういうの見たら問答無用だから」
「ああ、それは大丈夫。正直俺、あそこの集まり好きじゃないから」
「……は?」
てっきり激しい勧誘が始まるのかと思ったのだが、意外な言葉にレイは驚いた。男はウーロンハイのグラスを傾け、半分ほども飲み干してからそれを置く。
「どいつもこいつも、なんかダサいんだよね。成功した誰かの腰巾着になれば、自分も成功したような気になるっていう連中ばっかりで。意識高い系、っていうの? まあ、時代が悪くて未来がないっていうのは同情するけど、景気がいい時にはどうせ、敷かれたレールの上を生きるのは嫌だ! とか言い出すだろあの手合いはさ」
「は、はあ……」
レイが呆気に取られていると、男は身を乗り出した。
「その点、レイちゃんは少し違うなって思ったんだ。真に自立してる女性っていうのは目が違う。あ、レイちゃんもなにか飲んでよ」
「あ、どうも……」
レイは自分の分の飲み物を作り、男とグラスを合わせた。まあ、トラブルにならないのなら普通の客と変わらないし、いつも通りにあしらうだけのことだ。
「……でも、それじゃなんであの場所にいたんですか?」
レイがそう訊くと、男はニヤリと笑い、レイの目を見て言う。
「君に出会いたかったからかもしれない」
「そういうのいいから」
思わず即答すると、男は声をあげて笑った。グラスに口をつけて半分ほどを飲み干し、カウンターにおいてレイを見る。
「いやー、ああいうところにいる女の子は引っ掛けやすいんだよね。ちょっと自尊心をくすぐってやればすぐだよ」
「さっきまで口説いてた相手にそういうこといいますか?」
「ざっくばらんな方が好みかなと思って」
レイは呆れ返ってしまった。とはいえ、こういう手合いはどこにでもいる――女を口説くことになりふり構わず、あらゆるコストを支払うというタイプの男だ。しかもゲーム感覚で罪悪感がなく、冷たくされてもあっけらかんとしている。それこそ、悟郎の主宰する怪談トークイベントにも、こういう男が出没することがあった。ある意味で妖怪みたいなものだとレイは思っている。
「そのためにわざわざ会費まで払ってるんです?」
「いや、俺は会員にはなってないよ。ああいうパーティに行くだけだ」
「え……そんなことできるんですか」
レイの疑問に対し、男はニヤニヤと笑い、言う。
「基本的には、本や商材の購入や勉強会の参加、それにオンラインサロンの会員費で儲けるシステムだからね。そこに金を払わなければそれだけだよ」
「でも、ずっとそういうわけにはいかないんじゃ……」
「他の人から買った、とか言ってればなんとかなるし、オンラインサロンに登録してるかどうかなんてわからないだろ? 適当に話を合わせればどうとでもなるんだ」
「へえ……」
レイは素直に感心してしまった。人から搾取しようとする者がいれば、そこからまた搾取をする者もいる。
「……ああ、でも」
男はレイにお代わりのウーロンハイを頼んでから、付け加える。
「一度だけ、合宿ってのに行ったことがあるよ」
「合宿?」
「そう、スーパー合宿セミナーとかいうやつ。入ったばかりの会員は無料で行けるからって言って。俺一人だけゲスト扱いでね」
レイは京平からもらった名刺の中に、その合宿の案内が入っていたのを思い出した。男は言葉を継ぐ。
「二泊三日でセミナーやったり、レクリエーションをしたりするんだけどね。なんかやたらともてなされて妙な雰囲気だったなあ」
「もてなされる……」
「まあ、きっと新規会員を獲得するためのノウハウなんだろうね、ああいうのも」
男の話を聞きながら、レイは頭の隅になにかが引っ掛かっている気がした。
「セミナーってどんなことやるんです?」
「自己啓発セミナーみたいなのと、あとはあの愛河って先生の自慢話みたいのと」
男はグラスを傾けながら、何事か思い出して言う。
「あとは、なんか……スピリチュアルな話」
「スピリチュアル?」
「そう、キリストが死んだのはなぜか、とか。あと、ジョン・レノンは死んだことによってポップスターから伝説になった、とか。それはいくらなんでも、音楽ファンに失礼だよな」
「……ジョン・レノン……?」
「死ぬことによって世界の秩序を更新した? とか言って。キリストもジョン・レノンも同じ存在だとか言い出したのは笑ったけど」
レイは自分の耳を疑った。それはつい最近、どこかで聞いた話だ。
「丸二日くらい、ひたすらそんな感じでね……なにを話しても最後は結局、世界からはみ出すことを恐れるな、みたいな結論になってね……」
男の話を聞き流しながら、レイは自分の顔が強張るのを感じた。
* * *
その日の仕事が終わったあと、レイはタクシーに乗って「カフェ&スナック 燈火」へと向かった。雑居ビルの外から三階を見ると、カーテンの隙間から灯りが漏れているのが見える。
「まさか本当にこの時間もやってるとは……」
レイは時計を見た。時刻は午前三時を回ったところだ。半信半疑のまま、階段を登って店のドアを開ける。
「はい、いらっしゃい」
カウンターの中から老婦人が言った。
「京平ちゃんなら来てるよ」
「あ、はい……」
促されて、レイは店の奥の方のソファ席に座る。すでに京平は腕を組み、座っていた。
「お待たせ」
「急に来てくれてありがとね」
そう言いながら京平はレイにメニューを手渡した。レイはそれを手に取り、眺める。実はひそかに、ここのスイーツを食べるのが楽しみになってきていた。一人でカフェに出かけ、スイーツを食べることには抵抗があるが、こういう形なら話は別だ。京平が食べろっていうし――
水を運んできた老婦人に、レイはワッフルアイスサンデーを注文する。
「……あのママさんも、いつ寝てるんだろう」
レイはグラスの水に口をつけ、京平の方に向き直った。それを見て京平は口を開く。
「で、どうだった?」
レイは首を左右に振った。
「正確なところはわからないけど……九岡さんもそれは多分ないだろうって」
京平がレイにメッセージを送ってきたのがそのことだった。つまり、アスカが大紋道という宗教に入信していたかどうか、だ。先ほど、店に姿を見せた九岡にも話を聞いたところだった。
「ふーん、すこし安直だったかな」
レイは身を乗り出した。
「なんなの、大紋道って?」
「……うん、それが」
京平は腕組みを解き、話し始める。駒込の事件があったビルの跡地に行ってきたこと、事件のあったビルは元々、大紋道という宗教団体が所有していたこと。
「それで、ジャボーとも話して……神泉の事件と駒込の事件、両方とも、加害者が大紋道の人間だったんじゃないかって仮説を立てた。あれがなにかの儀式だと考えれば……」
「なるほど……」
レイは頷いた。しかし、今度は京平が首を振る。
「一応、こっちでも調べたんだ。大紋道は一応、認可された宗教法人だから、信者の名簿が都に提出されてる。サーバーの中に侵入して……」
「ちょ、ちょっと待って? そんなこと可能なの?」
「言っただろ、ハッカーだって」
事も無げに京平は言い、話を続ける。
「で、そこに駒込事件の加害者……当時大学生の川原充瑠という名前は見つからなかった。あと、川原のSNSからソーシャルグラフも追ってみたけど、大紋道と関係していた形跡はない。断定はできないけど、信者だった可能性は低いと思う」
京平はため息をついて、紅茶を飲む。レイは今の話の中から垣間見た京平の「ハッカー」としての能力に驚愕していた。
「でも、そうすると」
レイは鞄を開き、敦子から預かった捜査資料の写しを取り出す。それをテーブルの上に広げ、覗き込んだ。十年前の駒込の事件当時、警察の捜査でも川原稔流とその大紋道という宗教の関係性には触れられていない。単に見落としなのか、それとも調べた上で無関係だったのか。
「……被害者の方は身元さえわからないんだよね」
京平は頷いてカップを置いた。そうすると今のところ、大紋道が関係しているのは、事件現場となったビルの所有者であるという事実だけか。
「実はもうひとつ、調べてみた」
京平がまた言った。
「なに?」
「もしかしたら、あの愛河ってやつが大紋道と関わりあるかもしれない、って」
「おっ」
なるほど、その線はありそうだ。しかし――
「……こちらも空振りだった。愛河は敬虔なクリスチャンで、大紋道との接点は見つからない」
「ふーん……」
レイは少し考え込んだ。しかし――
「……でも、愛河会がこの件に関与してる可能性は、割と捨てきれないと思う」
京平は紅茶を飲む手を止めた。
「どういうこと?」
「さっきね、仕入れた話なんだけど」
レイは店に来た男から聞いた話を語った。愛河がセミナーで語る内容が、「スミスの隣人」が投稿する動画に共通する、という話だ。
「……なるほど! さすがレイだ」
京平は目を輝かせ、身を乗り出した。
「そうか、『スミスの隣人』が大紋道か愛河会の人間である可能性だってあるわけだよな。それなら筋道が立ちそうだ」
京平はいつになく興奮した様子で頷いている。レイはそれを見て、この泰然とした青年の表情を崩したことに、ささやかな満足を覚えた。
「あの動画は愛河会の人間が作ったと……?」
京平にそう答えつつ、レイは頭を抱える。
「だとしても……アスカさんはあのサロンに深く関わっていたわけじゃないのよね」
「ふうん」
鼻を鳴らす京平に、レイは身を乗り出して言う。
「その『スミスの隣人』を直接ハッキングしたらいいんじゃないの?」
「そう簡単にはいかない。サイトに動画をアップしてるだけだしね。個人を追う方が難しいんだ」
「そう……」
レイはティーカップを手に取り、思考を巡らせた。殺した人間はわかっていて――殺された側の方は得体が知れないという、この事件。
「それと……」
ティーカップにもう紅茶が入っていないことに気がついて、レイは舌で唇を湿らせ、言った。
「他に、
「動機だ」
京平は答えた。
「なぜ殺したのか……なぜその死体が生まれたのか、ということだ」
そうだ――レイは捜査資料の中で見た、二つの遺体の様子を頭の中で並べた。同じ人間が、二度死ぬ。事実として、そういうことがあったとして――それが一体、どんな意味を持つのか?
老婦人がワッフルアイスサンデーを運んできた。京平が「同じものを」と頼む。そしてレイと京平は、それ以上特になにを話すでもなく、向かい合って黙々とアイスサンデーを口に運んだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます