応援コメント

その五」への応援コメント

  • 作者さんの作品をいつも拝読させています。
    こういう結末は決して嫌いではありませんが、なんかこのシリーズで結構高い頻度でハッピーエンドに終わらせようとしているのが自分の気のせいですか?

    これほどの行き違いがあるなら、ただ10年で許すということは、結構難しいではないかと思う自分ですが。
    もう一度いう、ハッピーエンドは決して嫌いではありません。でも、今の話では、バッドエンドの方がよっぽど納得できると思いますが。
    それとも、作者さんの返事のおっしゃた通り、もうちょっと母親と息子両方の思い出の部分を増やせば、更に筋が通じるではないかと思います。

    他の新作も拝読させていただきます。

    作者からの返信

    ご指摘感謝致します。いやはや汗顔の至りであります。
    私としては何も無理矢理ハッピーエンドにしているつもりはないのですが、
    今回の親子の場合、やっぱりどこかで『許してあげる』ということを入れたいと考えて、つい安直な方法に奔ってしまいました。
    ご指摘を胸に刻み、今後とも精進してゆく所存であります。
    有難うございました。

  • 私はこの終わりで良かったと思います。恨みや憎悪より、許したり思慕の思いを持てる人の方が強いです。依頼人に最善を尽くすのがハードボイルドの探偵でもありますよね。
    宗十郎さんのラストの独白がとてもいいです。

    作者からの返信

    秋色様、お読み頂き有難うございます。
    この作品は少し前、似た設定でバッドエンドのお話を書いたのですが、幾分食い足りないところがあって、それで今回はこういう設定にしたわけです。
    もう少し泰と母親の想い出について語る部分があっても良かったかなぁと思いますが、あまり冗長になってもいけませんのでね。
    まあ、米国のハードボイルドのように、情を廃した冷静な目線というのもいいんでしょうが、私は日本には日本のハードボイルドがあるべきだと思っていますので。

  • じーんとしました。読みながら、うるっときて、
    すごく良い終わり方だと思いました。

    最初は、どうなることかと思いましたが、
    奏さん、お母さんと会ってみて本当に良かったですね!
    会った方がいいと言ってくれた奥さんと奥さんのご両親に感謝ですね!

    次のお話も、とても楽しみにしています(*^^*)✨✨

    作者からの返信

    お読み頂いて有難うございます。最後はほんと、どうしようかと頭を悩ませました。
    バッドエンドも考えはしたんですが、やっぱりそれは良くないと思いましてね。
    文豪、菊池寛先生の戯曲『父帰る』を参考にさせて頂きました。