第80話 下−14 ランド その2  神もが恐れる山田ぞ


ランドの進み具合は、というと。


内神様の自称ミューズ城は結構形になってきている。

城(5階層)、堀、池、洞窟、が粗作りが終了。こまかいところを仕掛けとともに進めていくとのこと。

内神様は刺客達を呼んで、「お前ならどうする?」とか聞いている。2の国3の国の仕様を元に、発展させて、というのだろう。元々の発想が”2,3ランド”なんだから基本通りなわけで。


沖田と小田は普通にお化け屋敷とかミラーハウス、バンジージャンプ?バンジーに2国や3国の思考を組み込んだら死ぬんじゃね?


神田は一人で何でもできるほどなんでもできるから(なんじゃこりゃw)、天空の城とか作ってるけど、、落ちたら対策とってるよな?な?


山田は?あれ?どこ?

サーチしたらレストランに居る、、まぁ、2,3の奴等ならレストランとか安全地帯だと客が思い込むところに仕掛けるなー、、なかなかやるな山田。でも山田きのこと料理とかやめてくれないかな?収拾つかなくなる。

山田はアロマハウスとかやってくれりゃーいいのに、、


内神様の掘った穴はミューズ城に利用されている。


あれだよな?互いの罠に干渉とかないよな?洞窟に堀の水が流れ込んじゃいました!テヘwとか死ぬぞ?


「おみゃーは気苦労ばかりだにゃー」ミケ

「ミケはよく見ててくれるねー」

「暇だからにゃ」

・・・・・

「ときに、またたびハウスとか作らないのかにゃ?」

「・・・・作って欲しいの?」

「べつにぃ〜」

「山田にお願いしとくから」

「いらんわ!!お前が作れ!」

「・・・・山田、怖いの?」

「・・・・・神もが恐れる山田だぞ?」

・・・・・正直で、、、



夕食後、会議。

「はいはーい、、みなさんの進み具合を発表して下さーい!!」


神田「ざっくりだいたいできたんで、あとはそれを仕上げてから、内装とギミックだな」

沖田「うちらも同じくらいかな?」

小田「内装に力入れたいよね!」


内神『ないしょじゃ!、、、、うそじゃ!(山田化?)(ちがわい!)(山田化したものはみな・・)(・・)

まぁ、、大まかなところは大体できた。仕上げはさほどかからないじゃろう。うちは雑がいい感じを醸し出すからな。今は2の国3の国の奴らに、あやつらならどういういたずら組み込むか?てのを聞きながらやっている。まぁ、そこそこ奴らも使えそうじゃな』


「で、一応絶対に注意しておいてほしいのが、他の人の施設や仕掛けに干渉にならないように!ということ。

トンネル施設に、他の人の水の施設から水が流れ込んじゃったwみたいになったら死人出ます。

電気とかでビリビリ!とかも注意してください。ガスもほかに漏れないようにしてください、そこ山田くん、何ビクッ!としたんですか?わざとはだめですよー??

あくまでも、客が”引っかかって、騙されて、おもしろい!”程度で済ませてくださいね??」


「「「「『えーーー』」」」」」

おい、おまえら皆マジだったんかよ、、

そこ周子夫妻、育った我が子を優しく見ているような生暖かい目で見守らない!厳しく育てろよ!!


どうしたもんかね?

「タマや姫のとこに来てもらうがいいにゃ」ミケ

「・・・そう?、なんか余計おかしくならない?」

「どうだかなぁ、、それはそれでいんじゃにゃいか?相談するだけしてみ?」


とミケの助言に従って、ついでにギルマスを巻き込んで、、、




「というわけで、今回の会議に参加いただきありがとーございます!」


「刺客って、いったい何をしようとしていたんだ?なんかする前に捕まっただろ?」山梨さん

「なんか、畑にはおかしなきのこの粉末ミックスを撒いて、おかしな野菜にさせようとか。二階の窓に侵入した者は、血糊やら接着剤やらもっていたので、その系統だと。宅配便に扮した奴の箱の中はでかいホールケーキで、その中に犬の糞が大量に。」

「それ、すっげー悪質じゃない!!」

さすが女性たち、ランさんナックル握りしめ、魔力まとってるのやめて。

メナムさんも黒いなんかを体中にまとうのやめてー。


「刺客?奴ら、刺客って意味知ってるのか?」ギルマス

「ああ、あっちじゃこの程度でしょう。マジな諍いを嫌いますから。」

「平和なんだか違うんだか、よくわからんなぁ、、」

「ボクもまだ全く理解不能ですw」

うそだろ?おまえこそあっちといっしょじゃん?ってな目で俺を見つめないように全員

ミケ、爆笑で転げ回らない!!



「えー、刺客のことは置いといて、、ランドについて話し合いたいと思います!!」

お、おう、、、と皆


「もし、内神様や神田や小田沖田ペア、山田が暴走したら、どうっすか?」

・・・・・・・・

・・・・・・・・

もう蒼白になっている人もおります、なかなか察しが良いようでw

・・・・・

・・・・・

んー、、ランさんや山梨さんは厳しいなぁ、、、

一方、やまさんチームは全員理解できているよー?


「えっと、わからない方もすこしいるようなので、、

ギルマス、思ったことお願いします」と振る。最も説得力のある立場のものだろう、この中では。


「あー、、考えたくもないが、、、仕方ない、、

あれだ、、

この国だけじゃ、済まないな?」

「「は?」」

山梨さんとランさん。

シャインさんを見ると、目があった。頷く、

シャインさん「あのなぁ、、

山田だけでも、タマを含めた俺らのチム壊滅させたんだぜ?忘れたのか?」

「ありゃ不意打ちというか嵌められたようなもんだろ?」

「じゃ、正面切って、やれるか?例えば山田一人だけだとしても、、」

・・・・・・・・・

「だろ?実際やつの力量わからんが、力量を推し量ることが容易にできない程ではある、ってことはわかるよな?」

「うん、、まぁ、」

「で、沖田と小田は?」

「・・・・・・・(大汗)」

「だろ?千葉道場でさえ一目置き始めたんだよな、あの魔法使いの沖田の剣技に。しかもやつらの本職は魔法使い。更に、小田の魔法に神田ですらかなわないよなぁ?はっきり言って今は足元なみになっているかもなー」

「・・・(更に大汗)・・」

「で

「わかったからもーいいわ、、、ランもわかったろ?」

ランは口から魂出していた


「んじゃ、会議を始めますよー」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る