第972話 亀鳴くや妬心の淡くなるばかり




 嫉妬は煩悩の最たるものかと存じますが、体力の減退とともに薄らぎ……。


 昨今は人さまの才能やあれやこれやに妬心を感じることもなくなりました。


 恋心につきものの妬心など、とうにないことは言うまでもありません。(笑)


 

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