応援コメント

第946話 子らの拠り所たらんと土筆摘む」への応援コメント

  • 私は両親が他界していますので、新幹線で2時間かからない故郷に年に2度ほどしか帰りません。そしてコロナ禍になってからは一度も帰っていません。
    実家の見えるバス停に降りるともう「あー、帰って来たなぁ」と思う匂いまでも思い出します。山からおりてくる風、小川を流れる季節の匂い。
    誰も住まわない実家が瞼の裏に映りますと温かい思い出が蘇る一方、これからなんとかしなくちゃいけないな。という先送りにしている事と直面します。

    「ぁぁ、お母さんここからミョウガつんできて冷奴にのせてくれたな。庭から大葉つんできて素麺に入れてくれたな」という思い出は母が作ってくれたものなんだなぁとこの句に教えていただいた気がします。

    作者からの返信

    モリナガ チヨコさん

    心に沁みるコメントを本当にありがとうございます。🙇

    わたしの母は独活を採って来て酢味噌にしてくれました。
    反りの合わない母でしたが、それは娘の側からのことだったといまは思います。

    実家はもう甥たちの代になっていて、正直、行きづらいです。💦
    むすめたちの故郷は、わたしが生きている限りはと……。

    編集済