第601話 文鳥のくちばしの紅うららけし
可愛がっていた文鳥はピーとヨウシという名の
そのせいかどうかなにかにつけ夫唱婦随ならぬ婦唱夫随ふうに見え、夫、気の毒。
いずれのくちばしも、絵筆で塗ってもここまでは……というほど美しい紅でした。
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