第395話 たぐり寄す秋七草に日の名残
春の七草と異なり、秋の七草にはそこはかとないさびしさがつきまといます。
しだいに衰微へと向かう路傍の草に、これまた盛りを過ぎた日射しが……。
常夏の国と四季の国の住人では、自ずから自然・人生観も異なるでしょうね。
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