第384話 神主は考古学者や曼珠沙華

 

 

 むかし、関西へ出張に行ったとき、京都の周辺ではことに曼珠沙華が満開でした。


 畦道の朱赤を見ながら訪ねた先は由緒ある古社で、丈高い老杉が轟々と鳴り騒ぎ、縄文時代を専門とする著名な考古学者でもある神主さんと広い座敷で対面しました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る