Haiku物語 🍃

第314話 ソーダ水メガネ幼き男の子

　まだ未就学児か小学校１年生くらいなのに、目の状態がすぐれないのか、顔からはみ出しそうな黒ぶちメガネをかけた男の子が、ファミレスの席に座っています。

　とそこへ運ばれて来たのがカラフルなお子様ランチ。男の子、黒ぶちメガネの奥のつぶらな目をキラキラ輝かせながら、愛らしい笑顔を隣のママに向けています。

　そのママの笑顔もやさしくて……。

　傍目にも微笑ましい梅雨の日曜日。