第311話 半夏生バーの裏口開きてをり
華やかなイルミネーションが瞬く夜のまちの昼間は打って変わってうら寂しく、見てはいけないものを見ているような、妙なうしろめたさに駆られたりします。
市役所へ用事に出かけた午後、徒歩ゆえのショートカットでスナック街を横ぎると、思いがけず裏口が開いている店があり、ほの暗い厨で動く人影がありました。
ただそれだけのことですが、人の営みの尊さを見たような気がして……。(*’’ω’’*)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます