第306話 沖縄の遺骨の雨やハイビスカス

 

 

 

 6月23日(水)正午、ウォーキングの疲れを温浴に委ねているとき、何気なくつけた防水ラジオから、76回目の沖縄「慰霊の日」の式典が聴こえて来ました。


 次代を担うウチナーンチュの代表としての、中学2年の少女による創作叙事詩の心を打つ朗読、そして、対照的に通り一遍の首相のビデオメッセージが流れる間、激しく降りしきる雨音が、いまだに放置されたままの遺骨の声のようで……。💦

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