第296話 青梅雨やランタンともす喫茶店

 

 

 

 かつて仕事で行った先の軽井沢か蓼科高原か、あるいは別のどこかの高原……。


 え、こんなところに? お客さん入るの? もしや、キツネのマスターがいる?


 訝しむような場所に、小じゃれた喫茶店がみかん色の灯りを滲ませていました。


 時間に追われ立ち寄ったことはありませんでしたが、幻想的な緑の梅雨の情景。

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