第235話　えらさうな文になりがち石牡丹

　

　

　

　長年ひとつ世界に身を置いていると、外部との齟齬（そご）が生じやすくなりがち。


　まったく関係のない第三者が読んでも「なに、これ？　一所懸命に書いた作家に対して、いくらなんでも失礼じゃないの？」と思う評論に出会うことがあります。


　かつて１０年余り、地元２紙や全国紙の県内版に執筆して来た拙コラムを振り返ってみても、回を重ねるごとに断定口調が増していたことに思い当たります。💦

　

　――なに、これ、えっらそうに！

　

　井の中の蛙にならず、読者に不快な印象を与えない文をといまさらながら。('_')

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