第170話 佳き人に幸多かれと黄水仙
この高原都市にも、さすがに春が、日一日と近づいて来ているのでしょう。☀
いつもの散歩コースのなかでもとりわけ日当たりのいい小道に水仙の蕾が小さくふくらみかけている場面を発見したイトの足取りは、自ずから軽くなりました。👟
――佳き人たちに、このよろこびをお裾分け。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
どうかわたしの幸せな気持ちが、あの人にもこの人にも届きますように……。💛
そう念じながら薔薇色のスニーカーの足を弾ませる、アラフォーのイトです。⚘
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